草原で二羽のヒバリ(雲雀)が散歩していました。
外観は殆ど同じに見えますが、こちらは~どこか優しい顔立ちのメスでしょうか?。
ヒバリ (スズメ目ヒバリ科ヒバリ属)は体長17センチで翼を広げると30センチ程
褐色の羽毛には斑の黒褐色の縞模様があります。
オスは頭の毛を立てた冠羽をします(カシラダカ や ミヤマホオジロの冠羽も似てますね。)。
外側尾羽の輪郭が白い色をしています。
雑食なので植物の種子や昆虫など好んで食べるそうです。
繁殖期らしく、つがいで行動していました。
よく上空でホバリングしながら囀るのは、巣の雛を守るためでしょうか?。
今回は見られませんでした(巣も近くにあるんでしょう…)
この辺りは、よくヒバリに出会えるので楽しみにしてきました。
そして …英語では、ユーラシアン・スカイラークとか呼びますね。
こちらが多分 オスの個体ではないかと思うのですけれど?。
若干?目の下の模様が濃いと思いませんか。 詳しい方どうか教えてくださいね。
クチバシから目の下にある線状の模様が明らかに濃くて長くないですか。
(知らないので、オスとメスの特徴が逆かもしれませんが?)
私には~こちらが男の子に思えます。
ヒバリ は、留鳥として地味だと言われますが、知名度も目立ち度も蒼穹クラス。
春を告げる雲雀 …万葉の昔から愛された野鳥です。
(いまでは絶滅危惧種の小鳥)
俳句なら春の季語にもなる雲雀という言の葉。
そして万葉集の中にも奈良時代に大伴家持”が詠んだ歌が紹介されています。
『うらうらに 照れる春日に雲雀上がり 心悲しも独りし思へば』
訳 春の日はうららかで~なかなか暮れぬ 高空に雲雀は鳴いている
我が身の心の痛みと悲しみに 歌を詠み 憂い物思いに耽りたい。
どうも…小鳥の身振りがかわいらしゅうて 愛でたくなるんや(公家風に)
再びメスと思しき個体の写真。
横顔で比較すると目の下のラインが薄い感じがしますよね?。
ほら、気のせいか…女の子らしさあるでしょう(詳しくは解かりません)。
大伴の旅人の子、三十六歌仙に数えられる家持の歌が心に響きました。
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