ホームに列車が入りま~す。




  ここは能登半島の穴水駅…。

  旧国鉄時代は能登線、いまは第3セクター方式で運営されているんです。

  何の変哲もない地方駅なのですが、改札口もないホームで列車を待つと

  おや…どこか華やいだ列車が入ってきます。










  いまもディーゼルカー(汽車)なんですね。 NT200形気動車です。

  のとの文字がくっきり。(のと鉄道株式会社)








   綺麗に桜色満開の列車が集まりました。

   そうなんです、アニメ作品のラッピング列車が運行されているんですよ。







   花咲くいろはという北陸が舞台のアニメ作品にちなんだラッピングです。


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     作品紹介のHPです。















   なこち …押水菜子(おしみずなこ)17歳の女子高生。

   おとなしい性格ながら、しっかり者の彼女は自分を変えたいと…

   喜翠荘(大正浪漫あふれる温泉旅館~喜翆荘きっすいそう)で仲居のバイト。

   (おもてなし感~の溢れるアニメなのでしょう。)









   地元で暮らしてる、おじいちゃん~おばあちゃんから学生さん。

   このアニメの聖地巡礼に馳せ参じたファンの皆様まで乗客は色とりどり。

   
   とにかく、いい感じで可愛い列車ですよね。

   キャラの和服が…新鮮。 痛車(クルマ)もそうですが、仕上がりや絵柄次第。

   私は気に入りました。(本編には詳しくないけれど)












   住み慣れた都会から~温泉郷へ!!


   右に描かれているのが主人公の おはなちゃん。

   松前緒花(まつまえおはな) 夢見すぎる?~16歳の高校生。

   ふとした事情から祖母が女将さんをしている温泉旅館の喜翆荘で就労中。

   (母親が愛人男性と駆け落ち?失踪という嘘みたいな不幸に見舞われ)

   懐かしい居候テイスト全開のアニメみたいですね。

   そんな彼女が健気に現実に立ち向かう青春もの!


   (女子高生キャラが温泉で仲居さんをしてる…ってコンセプトが面白そう)


   左は、仲居頭の輪島巴さん。 地名などがキャラクターにも生かされてますね。










   とても小さな穴水(あなみず)駅ではありますが。

   過疎化が進むなかで、地元住民の生活の足として愛され続けています。









   景観が美しい能登半島の内浦など…四季の海岸線を走る列車の旅は素敵。









   淡いスカイブルーをあしらった列車は…

   とても爽やかな夏空に溶けてしまいそうな初恋色。










   鉄道ファンの鋼鉄と錆びたレールイメージを覆してしまいそうな…









  楽しくラッピングされた列車はレールバスだけではありません。











   アニメ『花咲くいろは』のモデル地は、金沢の湯涌温泉。

   (竹久夢二さんの記念館もありますよ)こちらもヨロシク。

   『花咲くいろは』の舞台『湯乃鷺(ゆのさぎ)温泉』という架空の名前で登場。



   作品中で有名な岩間神社の『ぼんぼり祭り』は神無月の10月に行われます。

   なんと、この行事はアニメ作品の人気から生まれたもの。



   能登や加賀、背景に県内各地のロケーションが生かされた作品なのです。











   主人公のおはなちゃんが、本編の温泉へ祖母を訪ねるシーンで

   ゆられる列車と車窓の風景モデル(能登鉄道の西岸駅)になり登場しています。


   それにしても母が夜逃げで~若いのに波乱万丈の高校生ですね。









   ほほう…と感心したのは、痛車両まで走らせながら

   駅自体は~さりげない佇まいで、掲示物も控えめというところ好感度高し。










   しかし、ホームの床中には…なにやら面白すぎた絵が…イカ?れてる。








   この穴水町は、現在活躍中の力士遠藤さんの出身地で、お相撲さんの街。

   穴水駅にも彼の応援グッズ売り場が設けられておりましたよ。









   私はデーモン小暮閣下ほど~相撲に詳しくありませんが?


   遠藤さん 頑張って頂点を極めてくださいね!。










  そして能登出身のマンガ家といえば、永井豪さん。

  彼のサイン色紙が飾られていました。








   当然ながら、あのキャラクター達が揃い踏みしている列車もあるんです。

   ハニーにデビルマン、そしてマジンガーZ。

   痛…濃すぎるッ  アニメ尽くしでおもてなし最高。

   (別に、記念撮影用の椅子じゃあないですけれど)










  いやいや…熱すぎる真夏の幻想だったかもしれません。


  普通のカラーリング列車も運行しておりました。


   のとりあーな







  能登半島の里山里海は世界農業遺産にも選ばれています。











   中央の女の子は、和倉結名ちゃん。

   主人公の旅館『喜翆荘』のライバル『福屋』の一人娘であり同級生。

   天然なお嬢様タイプ?。


   ちなみに能登には和倉温泉という名湯がございまして風光明媚な温泉地。










   最後にキメてもらうのは、みんち …鶴来民子ちゃん

   喜翆荘に住み込みで働く17歳、板前見習いという寡黙で凛々しい女の子。

   
   …鶴来というのも加賀にある白山の麓の地名と似てますね。

   こうした気遣いもご当地アニメならではなのかな。

   私も観てみたいです『花咲くいろは』。









   両脇に狐を従えた…小さな少女の姿をした神様が神無月(かんなづき)に

   出雲に帰る際の道しるべとなるように…

   のぞみ(願い事)を書いた札を下げた『ぼんぼり』を送り火にする行事です。

   神様は、お通りになる時、その札から一枚だけ選んで願い事を叶える伝説。


   そんな素敵なフィクションをお祭りにした人は心の優しい人でしょうね。




   湯涌稲荷神社では、本年の7月21日海の日より~10月13日まで。

   PM19:00から22:00に、境内のぼんぼりを点灯しています。

 
   
   神社を目指して集う…ぼんぼりは人の真心キラキラ

   あたかも天の川のように光は奔流となって…キラキラ


   貴女にも…いつか花咲く



 

   彼女を誘って、この秋は第4回『ぼんぼり祭り』に行ってみよう。





                                        
    のと鉄道 http://www.nototetsu.co.jp クリック グッド!

 

      参考に第3回 湯涌ぼんぼり祭り クリック グッド!








  




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