「夕刻の備忘録」 様のブログより。
不道徳な人間はいる。遵法精神の乏しい人間もいる。しかし、この二つを兼ね備えるとなると、もはや人間の名に値しない。平然と人を裏切り、法を犯すことを恐れない。確かに生き物ではあるが人ではない。ましてやそれが政治家で、それが閣僚で、それが首相ともなると表現のしようもない。
今回の「退陣詐欺」の作・演出に関わった仙谷、枝野、岡田、北沢、安住、その他民主党幹部連中の腐り具合はどうだ。鳩山をピエロにして小沢に決定的ダメージを与える作戦のつもりだったのだろうが、まさに愚者の浅知恵である。
生中継であの寸劇を見ていたが、当初から「その意図」は明確に見えていた。そして、予想通り「辞めるとは一言もいっていない」と言いだした。原作が誰かは知らないが、この三百代言には見覚えがある。この腐臭はアイツだ、アイツの臭いだ。
「尖閣諸島工作船衝突事件」である。那覇地検の次席検事に全てを押し付け、自分達は「その判断を了とした」などと嘯いて、「実に巧くやったつもり」だったあの事件である。あんな茶番が通ると考える辺りが、流石に元学生運動の「闘士達」である。
彼等の作った立て看板やスローガンには、如何なるパロディ作家も及ばない。曰く「断固撤退!」「断固保留!」。機動隊員に火焔瓶を投げ付けながら、制圧されると「暴力反対!」と叫ぶ。今日や昨日のクズではない、連中は生まれて六十年余り、一度としてまともに暮らしたことがない、真性のクズなのだ。
弁護士という職業をここまで貶める連中を、一切処罰する気がない弁護士会も同じ穴のムジナなのであろう。政治家を糞味噌に言う人は多いが、何故か弁護士には甘いようである。医者を馬鹿にし、不当な高給取りのように言う人は多いが、何故か弁護士の一声何万円という相場には沈黙している。
心ある弁護士も多いだろう。しかし弁護士を統合する組織としての弁護士会が、こうした法の抜け穴を見付けては得意満面で国益を侵害する輩に対して、批判の声一つ挙げないのだから、同類と見倣されても致し方あるまい。
これでも弁護士、コイツでも弁護士のレベルの枝野の記者会見など、まさに国民を愚弄するものである。「首相は辞めるとは一言も言っていないはず」に始まり、風向きが悪いと見るや徐々に発言を後退させて、「そう遠くない時期にお辞めになる」とまで開き直った。この数ヶ月「直ちに」で散々批判されたことも忘れて、「遠くない時期」とは一体いつの話だ。
民主党の連中は、総じてこうした茶番で世間を渡ってきた、渡ってきたつもりになっている卑劣漢である。それが「頭のいい人間だ」と信じているアホである。あの「寸劇」を見ながら、テレビ局はどの発言を切っ掛けに「首相退陣に言及」のテロップを打つか、それだけを楽しみに待っていた。確か「若い世代に責任を……」の辺りが切っ掛けであったように思う。しかし、これは「若い世代に風除けをやらせて責任を押し付ける」という意味であって、退陣とは全く関係の無い文言である。少なくともあの犯罪者の頭の中では。
自称「大成功の退陣詐欺」は僅か数時間で暗転した。当り前の話である。それを「周到な根回し」であるとか、「権力闘争の結果」であるとか、挙げ句の果てには「騙された議員が愚かである」とか、毎度毎度、加害者には甘く被害者に厳しいマスコミ特有の論調が並んでいた。
★ ★ ★ ★ ★
上げたり下げたり、マスコミ大忙しのここ数日であったが、努力の甲斐あって、民主党の支持率が「爆上げ」した……したことになっている。「こんな時期に政局にはうんざりだ」と「名も無きプロ市民」が叫んでいる。「政局ばかりでウンザリだ」と言う人に一度聞いて見たい。その「ばかり」とは、あなたがテレビ「ばかり」見ているからではないですか。テレビは政局話しか取り上げませんから、全ては政局、まさに「政局ばかり」になる訳ですよ、と言ってみたいものだ。
被災地にも政治に無関心な人はいる。テレビだけ見て、新聞の見出しだけを見て、全てを信じている人もいるだろう。だからこそ先の衆議院選挙では民主党が圧勝したのだろう。そして、自分達の家族の生命や財産が失われてもなお、その応急処置も滞るレベルの政府に対してさえ明確な怒りを示すこともなく、テレビが誘導する政局批判をしている人もおられるようである。テレビが伝える範囲においては……
自民党が被災地に対して、その復旧復興に対して何もしていない、というのは、「自衛隊は何もしていない、被災地で何の働きもしていない」と叫ぶのと同レベルの事実誤認である。炊き出しにも救援物資にも、名前が書いてあるわけではない。各省庁に裏から指示や要請を出しても、それが被災地の人に見えるわけではない。
しかし、支援をされた側の人なら分かることがある。耳を澄まし目を開いてよく考えれば、不思議な径路で物資が届いたこと、不思議な形で行政が動いたことが分かるはずだ。
そして何より地元議員の国会での頑張りを見るべきだろう。「こんな時に与党も野党もない」という人が、返す刀で野党批判をする、自民党批判を繰り広げるのは実に見苦しいものである。水の一杯も運ぶわけでない、瓦礫の一つも拾うわけでもないニュースキャスターという名の「洗脳装置」の言葉に引き摺られず、切々たる議員の訴えこそ聞くべきである。
森まさこ、佐藤まさひさ、小野寺五典議員らの活躍は、実に目覚ましい。彼等の発言、行動は地元民ならずとも、国の誇りとして讃えるべきレベルにある。それをもし仮に、地元が後ろから撃つようなことがあるならば、「本気の議員」は我が国から消滅してしまう。今ほど本物と偽物の区別がつきやすい時期は無いのである。それをマスコミに煽動されて見誤るようでは、東北地域のみならず、日本全体が崩壊する。支持率大幅アップの報道に惑わされず、是非とも事実を見て頂きたい。
今回の「退陣詐欺」の作・演出に関わった仙谷、枝野、岡田、北沢、安住、その他民主党幹部連中の腐り具合はどうだ。鳩山をピエロにして小沢に決定的ダメージを与える作戦のつもりだったのだろうが、まさに愚者の浅知恵である。
生中継であの寸劇を見ていたが、当初から「その意図」は明確に見えていた。そして、予想通り「辞めるとは一言もいっていない」と言いだした。原作が誰かは知らないが、この三百代言には見覚えがある。この腐臭はアイツだ、アイツの臭いだ。
「尖閣諸島工作船衝突事件」である。那覇地検の次席検事に全てを押し付け、自分達は「その判断を了とした」などと嘯いて、「実に巧くやったつもり」だったあの事件である。あんな茶番が通ると考える辺りが、流石に元学生運動の「闘士達」である。
彼等の作った立て看板やスローガンには、如何なるパロディ作家も及ばない。曰く「断固撤退!」「断固保留!」。機動隊員に火焔瓶を投げ付けながら、制圧されると「暴力反対!」と叫ぶ。今日や昨日のクズではない、連中は生まれて六十年余り、一度としてまともに暮らしたことがない、真性のクズなのだ。
弁護士という職業をここまで貶める連中を、一切処罰する気がない弁護士会も同じ穴のムジナなのであろう。政治家を糞味噌に言う人は多いが、何故か弁護士には甘いようである。医者を馬鹿にし、不当な高給取りのように言う人は多いが、何故か弁護士の一声何万円という相場には沈黙している。
心ある弁護士も多いだろう。しかし弁護士を統合する組織としての弁護士会が、こうした法の抜け穴を見付けては得意満面で国益を侵害する輩に対して、批判の声一つ挙げないのだから、同類と見倣されても致し方あるまい。
これでも弁護士、コイツでも弁護士のレベルの枝野の記者会見など、まさに国民を愚弄するものである。「首相は辞めるとは一言も言っていないはず」に始まり、風向きが悪いと見るや徐々に発言を後退させて、「そう遠くない時期にお辞めになる」とまで開き直った。この数ヶ月「直ちに」で散々批判されたことも忘れて、「遠くない時期」とは一体いつの話だ。
民主党の連中は、総じてこうした茶番で世間を渡ってきた、渡ってきたつもりになっている卑劣漢である。それが「頭のいい人間だ」と信じているアホである。あの「寸劇」を見ながら、テレビ局はどの発言を切っ掛けに「首相退陣に言及」のテロップを打つか、それだけを楽しみに待っていた。確か「若い世代に責任を……」の辺りが切っ掛けであったように思う。しかし、これは「若い世代に風除けをやらせて責任を押し付ける」という意味であって、退陣とは全く関係の無い文言である。少なくともあの犯罪者の頭の中では。
自称「大成功の退陣詐欺」は僅か数時間で暗転した。当り前の話である。それを「周到な根回し」であるとか、「権力闘争の結果」であるとか、挙げ句の果てには「騙された議員が愚かである」とか、毎度毎度、加害者には甘く被害者に厳しいマスコミ特有の論調が並んでいた。
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上げたり下げたり、マスコミ大忙しのここ数日であったが、努力の甲斐あって、民主党の支持率が「爆上げ」した……したことになっている。「こんな時期に政局にはうんざりだ」と「名も無きプロ市民」が叫んでいる。「政局ばかりでウンザリだ」と言う人に一度聞いて見たい。その「ばかり」とは、あなたがテレビ「ばかり」見ているからではないですか。テレビは政局話しか取り上げませんから、全ては政局、まさに「政局ばかり」になる訳ですよ、と言ってみたいものだ。
被災地にも政治に無関心な人はいる。テレビだけ見て、新聞の見出しだけを見て、全てを信じている人もいるだろう。だからこそ先の衆議院選挙では民主党が圧勝したのだろう。そして、自分達の家族の生命や財産が失われてもなお、その応急処置も滞るレベルの政府に対してさえ明確な怒りを示すこともなく、テレビが誘導する政局批判をしている人もおられるようである。テレビが伝える範囲においては……
自民党が被災地に対して、その復旧復興に対して何もしていない、というのは、「自衛隊は何もしていない、被災地で何の働きもしていない」と叫ぶのと同レベルの事実誤認である。炊き出しにも救援物資にも、名前が書いてあるわけではない。各省庁に裏から指示や要請を出しても、それが被災地の人に見えるわけではない。
しかし、支援をされた側の人なら分かることがある。耳を澄まし目を開いてよく考えれば、不思議な径路で物資が届いたこと、不思議な形で行政が動いたことが分かるはずだ。
そして何より地元議員の国会での頑張りを見るべきだろう。「こんな時に与党も野党もない」という人が、返す刀で野党批判をする、自民党批判を繰り広げるのは実に見苦しいものである。水の一杯も運ぶわけでない、瓦礫の一つも拾うわけでもないニュースキャスターという名の「洗脳装置」の言葉に引き摺られず、切々たる議員の訴えこそ聞くべきである。
森まさこ、佐藤まさひさ、小野寺五典議員らの活躍は、実に目覚ましい。彼等の発言、行動は地元民ならずとも、国の誇りとして讃えるべきレベルにある。それをもし仮に、地元が後ろから撃つようなことがあるならば、「本気の議員」は我が国から消滅してしまう。今ほど本物と偽物の区別がつきやすい時期は無いのである。それをマスコミに煽動されて見誤るようでは、東北地域のみならず、日本全体が崩壊する。支持率大幅アップの報道に惑わされず、是非とも事実を見て頂きたい。