地理、公民で竹島、尖閣記述増。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







【教科書検定】 脱ゆとりでページ数25%増




文部科学省は30日、来春から使われる中学校教科書の検定結果を公表した。新しい学習指導要領に基づく初めての検定。社会科では、地理の全教科書が竹島について記述したほか、公民で7社中6社が竹島、尖閣諸島について取り上げるなど日本の領土に関する記述が増えた。脱・ゆとり教育路線に対応し、ほとんどの教科書で内容が増え、現行と比較してページ数は平均25%増加した。

 領土の記述が増えたのは、新学習指導要領の解説書で、竹島が日本領であることについて「理解を深めさせることも必要」と明記されたほか、領土問題への関心の高まりの影響とみられる。地理では検定に合格した全4社が北方領土に加え、竹島について記述。うち1社は尖閣諸島についても記述した。

 公民でも、竹島と尖閣諸島について現行教科書が8社のうち3社しか取り上げていないのに対し、今回は7社中6社が取り上げた。このうち教育出版は歴史でも取り上げた。

 いずれも「竹島(島根県)」「尖閣諸島(沖縄県)」などと日本領であることが分かるように表記したが、「わが国固有の領土」などと、はっきり強調しているのは自由社と育鵬社、清水書院の教科書のみだった。

 領土以外では現行に引き続き拉致問題が、全社の社会科で取り上げられた。

歴史教科書の自虐史観見直しなどに取り組んできた「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した自由社の教科書は今回、平成22年度から使用されている歴史教科書の内容を一新したほか、新たに公民でも合格した。扶桑社の歴史、公民の教科書は、子会社の育鵬社で内容が一新された。

 中学で検定に合格した教科書は全14科目で131冊。内容はほぼ全科目で増え、ページ数はB5判換算で現行と比較し平均24・5%増となった。ゆとり教育の傾向が、もっとも強かった時期の教科書(14年度供給開始)と比べると、平均35・5%増えている。

 中でも理科の増加が顕著で、現行教科書と比べ、45・2%増。次いで数学が32・8%増と多かった。

 高校数学・理科の一部なども検定が行われ、87冊が合格した。理科では、実教出版が生物基礎と新設科目「科学と人間生活」で各1冊不合格。東京書籍も同科目で不合格となった。




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