~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~


  アクセルワン付属養成所アクセルゼロ

       
     2024年4月7日(日)

     2024年度入所オーディション 

     オーディション講師:森川智之
     
     
     申込受付スタート!

          詳細👇


      http://www.axl-zero.com/



     

           

アクセルゼロ卒業生、

アクセルワン新人の長澤水萌(ながさわみなも)です。

このブログに私の記事が載るのはこれが最後だと思いますので、思い出など綴っていこうと思います。

先に言っておきますが、長いよ!(笑)

 

アクセルゼロは年齢上限がないので、
クラスメイトの年齢幅がすごく広い。

正直なところ入所するまで「そんなこと言って20代前後の人ばかりなんだろうな」と思っていたら、本当にそんなことはありませんでした。
年齢も経験も武器もバラバラ。
学校は社会の縮図、なんて言いますが、
養成所なのでプロレベルには至らなくとも正に『現場の縮図』でした。

人生経験豊かな人って声にもそれが乗ったりするし、天性の可愛い声って子も普通にいるので「私の持ち物で戦えるー?!」なんてことも何度も思いました。

そんなことを思いながらも、養成所のあとに同期とごはんや飲みに行ったり、夏にはコンビニで買ったアイスで乾杯しながら「あーだこーだ」「あーでもないこーでもない」なんて言い合ったり、
授業のない日に集まって外郎売の練習をしたりもしましたが、
本当に学びの場は稽古場のみならず、です。

憎しみ合う敵より、切磋琢磨するライバルを沢山作ることが出来たように思います。

森川さんは性質やレベルに合わせて一人一人に真摯に向き合って指導をされていると、授業の度に感じていたので、
授業中にいただいた言葉はいくつもありましたが全て私にとって『一番響く言葉』をくださっているのだと思いました。

私が至らないばかりに
「ここは......うまくまとめて。」
と、少しアバウトでは、と思うようなご指摘をいただいたこともありましたが、それからはもっと色んな角度から台詞を見るようになりました。
答え合わせをした訳ではないので実際のところはわかりませんが、
森川さんには全部お見通しで、授業で振っていただく役や指導の中でも私が悩んでいたことに対して何度もヒントをくださっていたように思いました。

先生も同期もみんな含めてアクセルゼロは私にとって、これ以上ない学びの場でした。

準所属になることが決まってからは怒涛のような日々でした。

3月下旬頃は目が回るようだ、なんて思っていましたが、
今思うと、どう考えても社長も含め事務所の方々の方がずっと忙しくて大変だったと思います。
至れり尽くせりで4月1日に向けて準備をしてくださって、本当に感謝がつきません。

森川さん、私、
「おめでとうございます、準所属です。」
と言っていただいた時、
その日アルバイトをしながら一日中ため息をついていたとは思えないほど「あ、ありがとうございます」とさっぱりした音で口走りましたが、
あれは台詞だったら絶対リテイクでしたね(泣)
本当にすみませんでした。

半分くらい夢ではないかと疑っていたのと、お忙しい中、査定結果の告知でかなり憔悴しているように見えた森川さんに、私は少し動揺していました。

そのあとの「これからが大変だからね。」という言葉は受け止められていたように思います。
でも嬉し泣きしている場合じゃないと思っていたのもあったのか、そのとき涙は出ませんでした。

初めてアクセルワンに行った日、
ドキドキ、ワクワク、ハラハラ、
といった擬音がいくつも頭に浮かびました。
前日は遠足の前の日みたいに眠れませんでした。

事務所の方々にご挨拶させていただいて、森川さんと新人5人で写真も撮っていただいて、アクセルワンのポーズをとってみたりして。

それから情報が公開されると、同期も含む友人や知人、沢山の人たちからお祝いの言葉をいただきました。
じんわり何かが込み上げてきて4月1日を過ぎてからやっと、嬉しくて泣きました。

選んでくださって本当にありがとうございます。


これからアクセルゼロでの1年を過ごす方々へ


みんなで一緒に所属!なんて絶対に出来ないけど、どうか実りある何にも代え難いような日々を過ごせるよう心から祈っています。

どんな1年にするかは、きっとあなた次第です。


私もやっと、ここからがスタートです。
気張ります!
先輩方のような、かっこいい背中を見せていけるように。

長澤水萌