アキヒロ カイロプラクティックのブログ -5ページ目

分娩時の胎児の動きが、母体の骨盤と腰椎の動きを作る

昨日、アップしました難産のMさんがいらっしゃいました。

 

つえを突きながらの歩きではありますが、機能より改善していました。

 

左右脳自律神経系の働きが整い、糖代謝、呼吸機能も予想以上の変化がありました。

 

というところで

施術ベッドの上でもだいぶ動けるようになりましたので

もう少し身体全体を調べてみました。

 

腹臥位(うつ伏せ)で調べてみますと

仙骨の後方変位、腰椎の後彎とかなりの左回旋が起こっています。

背骨が回されてしまった感じです。

 

なぜなのかな?

 

難産でしょ。

分娩時の胎児の回転は、顔を出す前に時計回り。

 

You Tubeより

 

もしかしたら、私の想像です。

胎児が分娩時に時計回りに回転するときに

先生がお腹を押しているので

狭いところを回転するのに胎児のカラダと腰椎の椎体と歯車のような動きになり

胎児の時計回りと反対の反時計回りにねじられたのかもしれませんね。

動画を見てもそんな気がします。

 

胎児は大丈夫なのか心配になりますね。

 

腰椎の回旋を戻すように抑えてあげると

股関節の内旋筋、外線筋の働きが良くなります。

やっぱり、腰椎の問題が絡んでいる証拠ですね。

 

仙骨と腰椎の動きを整えたことで、今日も痛みが減り歩き方が変わりました。

でも完全に動きが整ったわけではないので、明後日頑張りましょう!

難産で恥骨と鼠径部が痛くてまったく歩けなくなった

Mさん、高齢のため無痛分娩で出産

 

難産で帝王切開を迷ったほどだったそうです。

バキュームで赤ちゃんは無事に生まれましたが

お母さんは、麻酔のせいか左脚がしびれて全く歩けずに車椅子で病室まで

 

麻酔が取れるとベッドに寝ても痛みで眠れないほどの強い痛み

にもかかわらず、赤ちゃんの面倒を一人で見るようにいわれて辛かったとのこと。

通常なら3日間で退院のところ1日伸ばしてもらった。

でも痛みは変わらず。

 

 

痛みがあっても、もう産婦人科は退院。

厳しいですね。

 

助産師さんが、アキヒロカイロを受診するように勧めてくれた。

 

 

Mさん、タクシーで到着するが立つのがやっとで、全く足が出ず。

ベットに寝かせても下肢は全く動かず。

 

恥骨と左鼠径部が痛い。

 

骨盤のゆがみもひどく矯正するが筋力は変わらず。

更に触診をしてみると恥骨より股関節の圧迫の可能性

 

股関節周囲筋が拘縮

かなり痛みがあるので、ゆっくりと筋の緊張を緩和

 

すると筋力が徐々に回復

とはいってもまだ十分ではない。

 

脳の状態を調べてみると

右の交感神経の興奮が激しく機能低下を起こしている。

さらに副腎の機能低下と呼吸障害もある。

 

これによって、歩行中枢が抑制されて、歩くことが出来なということが分かった。

相当なストレスであったということが想像できます。

 

女性には頭が下がりますね。

 

 

施術後、よっくりですが足が出るようになり、やれやれです。

早く赤ちゃんを抱いて歩けるように頑張りましょう!

カイロプラクティックで子どもの脳の発達 集中力アップ

先日、夜足の甲が痛くて眠れなかったSちゃんのことを書きました。

 

その後、週1回の来院で

今日で3回目です。

足の甲の痛みが痛まなくなったのと同時にいろいろな変化が起こってきました。

 

お母さんの話では、

Sちゃんはイライラして反抗期かな?と思っていましたがイライラしなくなった。

写真を撮ろうとカメラを向けてもカメラに視線を合わしてくれなかったのが、見つめられるようになった。

今まで絵を描いたことが無かったのに、集中して絵を描き始めた。

 

 

まだ、2回しか施術していないのに

こんなに行動まで変わるとは思っていなかったとのことで

大喜びでした。

 

Sちゃんには、横隔膜の緊張を緩和して胸郭の動きを良くすることで、脳への酸素の取り込みを増やすことと血液循環を促し脳の働きやすい環境を作ってあげました。

 

お母さんお話から分析してみますと

眼の動きを止めて固視する命令を出す前頭葉の働きが良くなったために、1点を見つめられるようになったと考えられます。その結果、周りが気にならなくなり集中して絵を描けるようになったんだね。芸術的な働きの右脳が使えるようになったということです。さらに右脳は、感情のコントロールもしますので、イライラしなくなってきたということになりますね。

 

今日は、幼稚園で年に1回の泥んこ遊びをしたそうです。お友達に頭から泥水をかけられたので、髪の毛まで泥だらけになったんですって。ぬるぬるして滑って転げまわった稚したんだろうね。泥の感触を通じて体性感覚の入力がなされて脳機能がアップですね~。

 

 

今は、泥んこ遊び用の無菌の泥が売っているそうです。びっくりした!

 

 

今日は、最後にマークスボードを使って平衡感覚のトレーニングをお母さんと一緒に楽しみました。

 

 

<<アキヒロカイロプラクティックオフィスは発達障害に取り組んでいます>>

機能神経学中心に使って子どもの発達のデコボコを整えて子どもの可能性を引き出します。

子どものことで、ちょっとしたことでも構いませんので相談してください。

☎042-748-2053

相模原市南区松が枝町10-6 小田急相模原駅徒歩6分、駐車場有

 

 

頭痛で朝起きれない高校生

中学生から大人までオンラインゲームが流行っている。

 

高校生の間では対戦ゲームが流行っていて

夜中まで対戦ゲームで遊んでいる。

自分一人ではないので、やめるにやめられない。

 

ゲーム会社は、困ったものを作ってくれたものだ。

夜中まで、LEDの光を目に浴びて交感神経が刺激されていれば眠れなくなる。

脳の末梢血管も収縮するので、静脈が拡張して脳圧が上がり頭痛の引き金になる。

 

高校2年生のR君は、高校1年生の秋から朝頭痛があって登校できなくなり、一度3学期に来院して投稿できるようになっていた。

 

高校2年になって対戦ゲームを再開したら、服を着替えなくなり、お風呂にも入らなくなり夜遅くまで起きているようになってしまった。

 

そのうちにまた頭が痛くなり、痛みも強くなって学校へ行けなくなってしまった。

 

先週から施術を始めたが、前回の時より頭痛がひどい。

少し良くなっても痛みが再発してしまう。

 

R君を再検査してみるとガラント反射が陽性である。

ガラント反射は、背中をこすると身体が逃げる反射です。

 

機能神経学の施術とタッチセラピーで、ガラント反射が弱くなった。

頭痛もかなり弱まった。

 

対戦ゲームは、一人だけ抜けることが出来ないので、はまってしまう子が多いことが心配である。

うちの子、夜になると脚が痛くて寝れません。

先週、初診で来院したSちゃん5歳

 

毎日、夜になると足の甲が痛くなって泣いているとのことでした。

それに最近よく転ぶ。

 

お母さんは、しっかりお座りが出来ないのに早く立たせてしまったせいなのでしょうか?

と心配されていました。

 

 

お母さんは、何で調べたかわかりませんが良く調べているなと感心しました。

 

 

子どもは、母体内で魚類から始まり、4足動物から2足動物へと進化していきます。

それは、原始反射による脊髄の成長から順番に延髄、橋、中脳、小脳、大脳と順番に発達することで体性感覚が統合されて1歳前後で2足歩行が出来るようになります。

 

 

この発達途中を飛ばしてしまうと、体性感覚が統合しきれずにそのあとの成長を妨げてしまうことがあります。

 

お座りは、立ち直り反応が統合されることで平衡機能発達したことを意味するので、ふらつかずに身体を支えることが出来る証です。

 

つまり、二足歩行をするだけの平衡機能の準備を意味しています。

 

平衡機能の発達が不十分であると、適切な運動発達が出来なくなり転びやすい状況が生まれたりします。

 

 

親は、かわいさのあまり早く立たせたいとつい思いがちです。

ぞこは十分平衡感覚を養ってあげる刺激をしてから、自分で立つのを待ちましょう。

 

 

Sちゃんは、右大脳の働きが若干弱く左脳優位になっていました。

そのため左右の歩行の協調運動が乱れていました。

 

これを調整してあげるとほぼ1週間足の痛みが出ずに済みました。

最後の日に5時間外で遊んだら夜痛みが出てしまったそうです。

 

 

調べてみると糖代謝の乱れを発見しました。

甘いものの取りすぎとビタミンCの不足によるものでした。

関節のコラーゲンの生成が悪くなっている可能性があります。

 

甘いものは気を付けましょう。