備忘録

備忘録

個人的な備忘録です。

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杉山に雪降りつづきなんでこう水墨画めく視界であるか
山ゆれて穂すすきゆれてまたしても風は言葉の先走るかな


二首あげてみた。
どちらも、たんたんと風景を詠んでいるだけある。だけど、その奥に読み手ごとのさまざまな感情を引き起こす力を持つ。

短歌をどうやって作るか‥人それぞれであろうが、たとえば風景や事象を見聞きしたことで沸き起こる感情→言葉であったり、言葉から入る人もいるかもしれない。その時によっても変わってくるだろう。しかし‥

この一首めの三句目の「なんでこう」。
これだと思った。なんでこう‥と思うところから歌が生まれひとりでに広がっていくのではないかと思う。「なんでこう」を捕まえていく作業なのかもしれない。

昨日不思議な心的体験をした‥


うまく言葉で説明できないが‥
今まで体験したことのないような「明晰な現実感」といえばいいだろうか。
それと同時に、今までは例えば、眼球に油をたらしたようなボンヤリとした視界で、例えば映画かTVを観るかのような無関心さで、この世の中を見ていたのだと確信した。

この説明を、自分であと何日かして読み返して、果たしてその時の感覚を再体験できるかどうかは、自信がない。

現実というものは、もっとはっきりとした態度と積極性をもって、参加しまい進していくべきものなのではないか‥そうすれば、こんなに行き詰ったりせず、すいすいと思う道筋を歩いていけるのではないかと思った。

それは例えば夢などをとってみても同じことで、私たちの曇った目は世界をはっきり見ない上に、自己意識だけは強い。その意識はとても偏っている。自分の断定した判断で満ち溢れている。だから、結局その通りになっていくしかないのだ。
そんな意識など捨てて、目の曇りをぬぐって世界を見てみれば、障害もなく思った通りに歩いていけるのではないか。

そしてそれは、一旦理解してしまえば、幼児でもわかる簡単なことだったと後で思うようなことなのではないかと、そう思った。

インターネットでたまたま見かけた部屋の画像‥
インテリア関係の広告のための画像のようだが‥



見た瞬間ドキッとした!
見たことがあるというより‥
そこに居たことが在る感じ!

記憶が急速に遡る‥だけど‥
あるところで混在が始まり‥結局よくわからなくなる‥
胸に染みとおるようなこの懐かしさはなんだろう??

過去に執着するのはダメだけど‥

過去を参考にすることで、今後の計画作りや具体化に大いに役立つということなので‥

『半世記』を書こうと決意したものの‥何から?

目次からでしょ!


●まえがき

●記憶のなかにある最も古い風景

●幼児期の断片的な思い出

●家族との関係

●ひとり暮らしをはじめて~東京編~

●仕事遍歴

●男性遍歴

●あとがき

ざっくりとこんな?