曇った空を眺めていたら、「灰色」っていう色には、けっこうお世話になっているな.....と、思った。服や内装にしても「グレー」は無難で、どんな色にも合わせやすいので、身の回りをよく見ると、あちこちに置いてある。



すこし憂鬱な気分を表す場合、「灰色の......」という言い回しを時にするが、海外では「ブルーな気分」(Blue)と言う。日本語で「青い気分」と書くと、なんだか青春っぽい感じになる。アメリカでは「塀の中の人」が着る服は青色だし、×××フィルムなどと言われるぐらい、ブルーにはあまり明るいイメージは無いようだ。日本の古色には、純粋な青は無く、「群青」「紺碧」が近いのだと思われるが、海外とは反対に、雄大で、気高いものを感じる。


(つづく)



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