「SIGMA DP-1」のこと その3 | zeiss_menu

「SIGMA DP-1」のこと その3

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SIGMA DP-1 / Effected by Photoshop CS3

DP-1 で「いまいちかな」って思うのは接写性能ぐらい
でも、30cm寄れると言うことは銀塩コンパクトにしたら合格点だな。

ちょっと、コンデジのマクロに慣れすぎたせいかな・・・

それにしても Foveon X3 の威力はすごいなぁ
緻密で、濃密で、奥行きがある、とでも言おうか
PROVIAで撮っていた頃の絵を思い出させる。

世界の果てまでカメラはGR Digitalと決めていたのだが
これはちょっと考え直さざるを得ないかなぁ

でも、その撮影感覚は
GR DigitalとDP-1では全く違うのである。

GR Digitalはサクサクと「Capture」する感覚
DP-1はじっくりと「撮る」感覚なのだ。

そしてDP-1がSDへ書き込みする時間は、
ちょうど銀塩コンパクトのフィルムワインディング時間のようで
どこまでも銀塩コンパクトに近いなぁという気がする。

SIGMA Pro Photo も良くできた現像ソフトだ
レスポンスも良く、これならRAWで撮ろう!という気にさせてくれる。


ほんと、ちょっと脱帽です
目から鱗・・・






   濁れる水の流れつつ澄む           種田山頭火