「SIGMA DP-1」のこと その2 | zeiss_menu

「SIGMA DP-1」のこと その2

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SIGMA DP-1 / Effected by Photoshop CS3

思えば、いろんなデジタルカメラを使ってきた。
生まれて初めて手にしたのは・・・

某メーカーの開発途中の試作機だった。
外部オブザーバということで、その試作機に対して
あーだ、こーだ好き勝手なことを言ってたわけで
量産化は実現しなかった。

それほどまでに当時の「デジタルカメラ」は
XXだった。

当時は当然フィルムカメラだったわけで、
愛用していたのは Canon MC Quartz Date / 35mm/F2.8 だった。
いつも手元にコンパクトカメラ状態で身の回りをスナップしていた。

フィルムの画素数から比べたら当時のデジタルカメラのそれは
比較対象にもなり得ないほどのものだった。



一時期 FujiのHD-Mにはまり、これ1台という時期もあったが
Contax T2 , T3 / Minolta TC-1 limited / Ricoh GR1s
Leitz Minolta CL / Contax G2 などなど
フィルムコンパクトの遍歴は続く


で、最初に購入したデジタルカメラは Sony Syber Shot DSC-F1 だった。
画質もやもやの35万画素だけど、デザインは良かったなぁ
第一世代の商品には確かに「デザインの意志」が宿る。
CMの絵コンテ用にマクロ撮影だけは使えたけど
あまりにバッテリーが持たないため
欠陥品だと思ってメーカーにクレームを入れたほど(笑)
たしか10分~15分しか持たなかったと思う。

Nikon Coolpix / Canon IXY digital / Contax TVS digital / Contax U4R・・・・
そしてコンデジ遍歴も続く・・・Leica C-lux1 / D-lux 3 / Ricoh GR Digital 2・・・

あれから何年たったのだろう
Canon MC Quartz Date の発売が1984年だから
24年ほどか・・・

Nikon D3 や Canon EOS 1Ds mark3など
超弩級のバズーカは別として

DP-1の誕生によって
フィルムカメラのようなデジタルカメラが初めて実現したわけだ。