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「鮮度落ち」になる前に、ご紹介・・

今週、大阪環状線では、朝ラッシュ時に「3扉車」を集中使用する「実験」が行われています。



現在でも、朝ラッシュ時には阪和線からの「直通快速」、大和路線からの「区間快速」が3扉車で運行されているので、利用客にとってはそれほど違和感のある施策ではありませんが、今回はラッシュピーク時に3扉車を「集中使用する実験」となっています。


17・18日は「大阪7:46~8:11の外回り」、19・20日は「大阪8:00~8:28の内回り」、今日21日は「大阪7:51~8:05の外回り・大阪7:57~8:11の内回り」が「全て3扉車」となります。


(※写真も鮮度落ちでスミマセン・・・おまけに221系はJR神戸線のものだしガーン


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4扉車といえば、大阪環状線ではお馴染み「オレンジの電車」ですが、国鉄時代の車両で老朽化も進んでいるため、このほどJR西日本は「大阪環状線プロジェクト」と称して、駅のリニューアルなどとともに「新型車両の導入」を発表しています。


おそらくですが、3・4扉車が混じっていれば、整列乗車や今後導入するであろうホームドアで問題が生じるため、JRは「3扉車に統一したい」のでは?と思っています。


個人的には、扉数と言うよりは「車内がクロスシートなのが混雑の原因」と思っていますので(乗客が扉付近に固まる傾向がある)、「3扉・ロングシート」もありかな?と思います。

ただその場合は、特に大阪駅での「整列乗車の列の長さ」が問題になると思われ、それで今日21日は「内外回りで同時に実験している」のでしょう。ホーム1本で、どれだけ行列が錯綜するか?を見極めているものと思われます。


最近は朝ラッシュ以降も、関空・紀州路快速が「環状線を1周する」運用が当たり前となり、特に昼間は鶴橋や京橋といった混雑区間でも「3扉車の方が多い」状態となっています。

座ることができれば快適な3扉・クロスシートですが、座れなければ「立ちにくい」ので、新車は「3扉・ロングシート」になる可能性も?と思っていますが、さてどうなるでしょう??