いつも注目しているのは、各駅の「乗降人員」ですが、ベスト20はこの通りでした。
①難波 ②新今宮 ③天下茶屋 ④堺東 ⑤三国ヶ丘 ⑥金剛 ⑦北野田 ⑧堺 ⑨河内長野
⑩泉大津 ⑪岸和田 ⑫中百舌鳥 ⑬泉佐野 ⑭貝塚 ⑮羽衣 ⑯関西空港 ⑰初芝
⑱和歌山市 ⑲三日市町 ⑳千代田
20位の千代田で、乗降人員は15,393人/日。
なおこの乗降人員は「南海単独」なので、実際は中百舌鳥がもっと上位に食い込むはず、です。
三国ヶ丘の5位は、正直ビックリ
各駅停車と準急しか停まらないのに・・・これでは、ウワサの「急行停車」が現実味を帯びてくるか!?というところ。
あと、乗り換え便利な天下茶屋が、順調に利用客を増やしています。
さて、当ブログが話題にしている「無人駅騒動」ですが、一躍有名になった(笑)美加の台は、4,842人で、100駅中ジャスト50位。
う~ん、この利用客数なら、無人駅化仕方なしかな?
(※以下、利用客数はすべて「1日当たり」です)
ところが、意外だったのは、終日無人駅となっている33駅の利用客数を調べると・・・
全100駅中、こういうランキングだったのです。(※カッコ内が、100駅中のランキングを現わす)
今宮戎(72) 粉浜(54) 湊(43) 松ノ浜(58) 二色浜(53) 吉見ノ里(60) 淡輪(66) 孝子(92)
伽羅橋(70) 深日町(83) 西ノ庄(80) 芦原町(91) 木津川(96) 津守(82) 西天下茶屋(90)
沢ノ町(36) 我孫子前(33) 浅香山(34) 百舌鳥八幡(56) 萩原天神(41) 狭山(46)
大阪狭山市(30) 滝谷(48) 美加の台(50) 千早口(89) 天見(87) 紀見峠(75) 御幸辻(62)
紀伊清水(88) 学文路(81) 九度山(77) 高野下(94) 下古沢(95)
終日無人駅の中で、一番利用客が多い大阪狭山駅。
1日8,919人の利用で、順位は30位。これで終日無人駅です。
昔は利用客も多かったであろう、住吉東駅は利用客6,514人、ランキング42位。でも有人です。
浜寺公園駅に至っては、利用客4,207人、ランキング55位。
こんなデータだけを見ると、無人駅利用客は納得いかないでしょうね・・・
8,919人の大阪狭山市駅が無人で、4,207人の浜寺公園駅が有人。
もちろん、無人駅化は、利用客の多い少ないだけで決められているわけではないでしょう。
住吉東や浜寺公園は、待避線のある構造の駅ですから、何か異常があった時には駅員が対処しないといけないでしょうし、これは高野線の末端部(単線区間)にも言えるかもしれません。
ただ、先日も車いすの方が抗議デモを行っていたようですが、インターホンの位置が中途半端で、かつ画面が無いので、問い合わせをしようにも利用しづらい実態があります。
美加の台なら平日朝夕など、その駅の特性を生かした「ある時間帯だけ有人化」や、コンビニ・売店の店員さんが駅員を兼ねる・バイト駅員の導入(朝のホーム整理で実績あり)など、アイデアを出しつつ無人化を進めないと、「単なる合理化」としか乗客には映っていないような気がします。
無人化が仕方ないのなら、せめてあの「問い合わせインターホン」を改良し、TV画面で駅員としゃべるシステムとしてほしいですね。
今や、家のインターホンでも画面があるのですから、それくらいは簡単なハズですが・・・