介護事業が受難な時代 | 竹口税理士事務所「資産税・相続対策の日誌」

介護事業が受難な時代

介護事業の倒産が増加しているそうですが、

・(特にデイサービスなどは)一時期は参入障壁が低かった

・建設業や不動産業の企業が「関連事業だから」と安易に参入した

などの理由も少なからずあると思います。


みんな、介護事業は儲かる、と考えたのでしょう。


ですが、他業種が景気回復による高業績を上げている傍ら、介護業界では倒産増加です。


・人件費増加

・人手不足

・利用者確保

・介護報酬削減


介護事業を『本業』と位置付ける企業が、生き残れる現状です。


以下、日経新聞です。

介護事業者の経営破綻が急増している。東京商工リサーチによると、今年1~6月の倒産件数は前年同期比約5割増で、年間では過去最多を更新する勢いだ。高齢化で介護需要は高まっているが、人手不足に伴う人件費上昇と建築費高騰が経営を圧迫している。4月から介護報酬が2.27%引き下げられた影響でさらに増える可能性もある。

以上