小沢鋭仁環境相は2日の閣議後の会見で、「2020年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する」との目標について、このうち海外からの排出枠に頼らず国内努力だけで実現する「真水」分を15%、20%、25%の3つの選択肢の中から検討する考えを表明した。

 真水分の水準とともに、削減目標の実現に向けたロードマップ(工程表)を3月にもまとめる。

 3日に開く関係府省の副大臣級の会議で、事務局長を務める小沢環境相が3つの選択肢を提案する。

 海外から割安な排出枠を購入した方が経済的な負担は軽くなるとの見方もあるが、小沢環境相は、排出削減に向け努力を重ねることは「(新産業の育成など)経済成長にもつながる」と強調した。

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