納車から一週間後の今日、なんと知多半島一周+ちょっとで100kmを走りきりました!
ロードバイクを購入した隣町の専門店が、毎年開催しているらしい知多のサイクリングに誘われ、「初心者でも、ぜんぜん大丈夫だから」ってことで、参加してみました。
ところが、これが衝撃的なロードデビューとなったんです。
なんと、ローディーうちでは「チタイチ(知多半島一周をチタイチと呼ぶんだって)」なるサイクリングだったのです... この時点でそんなロングライドとは知らず、まだ10kmほどしか乗っていない、まったくの素人状態です。ほんと怖いもの知らずとは私の事です。
7:15 集合場所の瓦美術館に到着
まだ誰も来ていません。この時期の朝は、まだとっても寒いですね。
7:30 ぞくぞくと参加者が集まってきました。総勢20名ほどでしょうか。久しぶりの緊張感です。この日はお店の社長さんも参加してまして(社長さんが参加するのはめずらいらしい)、終始一緒に走って頂きました。これで少し安心と思いきや、走り出すといきなりのハイペース。20km/h後半で走り続けます。これぐらいの速度はローディーたちに言わせると、”流す”って表現するらしいです。
8:55 1時間ちょっと走ったところで、休憩。
ここまではハイペースに驚いたものの、みなさんに着いて行けました。この後、事態は一変してしまうなんて、思ってもみませんでした。
11:00 師崎手前、恐らく数km手前だったと思います。突然、体に力が入らなくなりました。向かい風も強くなってきていましたが、どうやらそれだけではない感じ。ゆっくり走ってくれている社長に付いて行くのが精一杯。
「ペダリングは悪くないから、そんなに頑張らずにゆっくり行きましょう!」
っておっしゃってくれてはいますが、周りはどんどん先へ行ってしまいます。ここで頑張らずにはいられませんでしたが、
(も~ダメだ...)
となったときに、休憩ポイントに到着。
師崎あたりでは、この時期「じゃこ」が水揚げされますが、その「じゃこ」をソフトクリームに混ぜて食べさせてくれるお店のようです。
私は、平静を装い、「写真撮ってきまーす。」と、
その場を離れ、一人体力の回復をはかりました。いわゆる
ハンガーノック状態
に陥っていたようです。これは今後のローディー化に向けて良い経験となりました。
12:00頃 もう、フラフラです。時間も覚えてませんが、多分お昼ぐらいに魚太郎に到着してました。
ここではゆっくり食事しながら、みなさんのケッタに対する思い入れ感を観察してました。あまりにも世界が違うんで、話しを聞く側にまわってました。聞けば聞くほど、
(とんでもないヤツらだ。この輪には一生入れないゾ)
すごい人たちでした。スポーツ自転車に乗らない人たちから見ると、彼らはどのように映っているんでしょうか。
(あっそうか、私も既に同じ輪の中にいるんだ)
1時間ちょっと食べて、休息した後、帰路に。行きは最後尾グループでしたが、帰りは遅れては迷惑をかけそうなんで、先頭グループに付いて走ります。しかし、あっと言う間にちぎられて、単独走に... 後ろを見ても誰も見えません。こうなったら、行くしかありません。懸命に回し、信号待ちをしている先頭グループの最後尾を捕まえました。信号も増え始め、2、3人での走行中。
私「瓦美術館に戻るんですよね?」
Aさん「えっ、そうなの? 海底トンネルじゃぁないの?」
Bさん「自由解散だって聞いたけど。」
(あ~、こうなったら一人でも高浜に戻ってやるー)
自然消滅的に解散してしまったんで、私は一人で瓦美術館へ。すると数人と合流。刈谷・高浜組の方々で、聞けば
「あー、後続は海底トンネルくぐって、お店に直行したよ」
(ってか~。)
一休みしながら、サイコンをちらっと見ると85km
これは100kmも夢じゃあないゾ。大回りして100kmにしてやる。こんちくしょー!
そんな気まぐれローディーたちに刺激を貰い、本日の走行距離は100kmでした。