焼酎も最近はやりなんだろうか・

本格焼酎30種をアピール-業界関係者向けに試飲会開く

 焼酎文化の浸透を図るイベントが5月23日、24日の2夜にわたり、「さつま・焼酎ダイニングバー」(1 Nanson Road)とインターコンチネンタル・ホテル(80 Middle Road)で行われた。主催は「ルネサンス・プロジェクト」(福岡市)。

 蔵元のスタッフから直接紹介された本格焼酎の数々がシンガポール在住のグルメに受け入れられ、好評を博した。 

 1日目のイベントテーマは「焼酎と料理のマッチング」。同ダイニングバーの利用客と地元メディア関係者約100人が焼酎に合う料理を楽しみ、焼酎の飲み方についてのアドバイスを受けた。「ウィスラー・ワイン・&スピリッツ」社との共催で2日目に行われた試飲会では、招待された約50人の流通業者とレストラン関係者が4つの蔵元から用意された30銘柄以上の本格焼酎を体験した。
 
 蔵元からは、京屋酒造(宮崎県)の渡邊社長と井上酒造/櫻の郷醸造(宮崎県)の村中さんがイベントに参加した。「ルネサンス・プロジェクト」の小澤さんによると、数ある銘柄の中でも反響が良かった銘柄は、「河童の誘い水」(京屋酒造、2006年モンデセレクション・グランドゴールドメダルなど受賞)や「天歩」(井上酒造、国際味覚品質機構スーペリア・テースト賞など受賞)」と話している。

 イベントのPRを担当する「オーバル・ワン」菱沼社長は、「シンガポールは市場規模や焼酎への理解から見ても理想的な場所。日本の素晴らしい本格焼酎を当地の飲食業態に紹介、理解してもらえればうれしい」と話している。「酒匠」や「焼酎アドバイザー」の資格を有する「きき酒師」でもある菱沼社長は、「楽天市場」などにネットショッピングサイト「酒匠道楽」も展開している。

ルネッサンス・プロジェクト

オーバル・ワン

京屋酒造

井上酒造