good news

「カーリング娘」映画デビュー
2006年2月22日(水) 8時3分 スポーツ報知

 “氷上のカー娘。”ことカーリング日本女子代表が、銀幕デビューする可能性があることが21日、スポーツ報知の取材で分かった。女子の日本は20日、前回銀メダルのスイスに5―11で敗れ、4勝5敗の7位で1次リーグ敗退。しかし国内映画会社が、2007年3月の世界選手権の開催地・青森を舞台にした映画の撮影協力を日本カーリング協会に依頼。トリノで大活躍した「カー娘。」本人が出演する可能性も浮上した。

五輪開幕前に撮影協力依頼
 「カー娘。」は、スキップ(主将)のアユこと小野寺歩(27)と、その右腕“ユーミン”林弓枝(27)に、ご存知マリリンこと本橋麻里(19)。そして“モエ”目黒萌絵(21)に、寺田桜子(21)で構成される「チーム青森」の5人だ。1次リーグ敗退となったが、お茶の間に夢と感動と競技の醍醐味(だいごみ)を伝えた。

 その5人が、スクリーンデビューする可能性が出てきた。国内のある映画会社が、公開中の「シムソンズ」とは別の映画を企画中。日本協会関係者は「トリノ五輪開幕前に撮影協力の依頼がありました」と話した。

 現在公開中の「シムソンズ」は女優・加藤ローサ主演で、北海道常呂町が舞台。02年ソルトレークシティー五輪を目指す常呂町出身のスキップ(主将)小野寺と林がモデルだった。

 今度の映画の舞台は、07年3月の世界選手権の開催地・青森。同大会に合わせて封切られる予定だが、今五輪で予想を覆す大活躍。脚本に選手の出演が組み込まれそうなムードだという。

 都内の日本協会事務局には「カーリングはどこでできるのか」、「用具はどこで買えるのか」などの問い合わせが殺到。浦川ヒサ子事務局長は「おかげ様で日ごろの業務ができなくなりました」と、うれしい悲鳴を上げている。メダルのない「カー娘。」たちだが、人気はさらに高まりそうだ。

[ 2月22日 8時3分 更新 ]


北海道を舞台にした映画 今が旬の『シムソンズ』 2006/02/20

--------------------------------------------------------------------------------

 北海道映画関連です。

 北海道に常呂町というところがある、はるかオホーツク海側の小さな町だ。ホタテが美味しくて、建設業の人が異常に多い町ではある。実際、このまち、常呂町を「ところちょう」ときちんと呼べる人が何人いるのだろうか?

 その町を舞台にした映画『シムソンズ』が公開される。北海道人の私でも常呂町は遠い場所だ。それでも北海道生まれの私にとり、この映画は見なくてはいけないのかもしれませんね。

 カーリング。これが、この映画の題材。

 今、トリノ五輪でカーリングの試合をテレビで放送されていても、実際は雪国のスポーツってあまり知られていないものだ。

 なんだか漬物石みたいな石灰岩のような灰色のまだら模様の石の上に変なトッテみたいなものをつけ、それを氷上で動かしてその的に向かっていかに距離を出すかというスポーツであるが、実際、距離を出すために、魔法使いの映画にでも出てくるような、ほうきを使い、距離を競うという面白いスポ-ツである。そして司令塔と呼ばれる人がいて、結構そのパフォーマンスが客観的にみて面白い。しかし実際やっている方々は真剣そのものであるが……。

 そしてこのカーリングは競技人口が少なくて、そのためプロになる可能性も多く秘めているスポーツであることは確かだ。

 実際、以前エンタメ関連で仕事をした時、カーリングの選手がいて結構その話が面白かったのを私は記憶している。

 確かに、『ウォーターボーイズ』のような学園モノであり、結構面白い映画ってありますが、この映画はなんとなくなく一般的に見たことがないような聞いたことのないようなウインタースポーツを題材に繰り広げられている。その遠き北海道の遠き東の町でのカーリングによる青春女子高生の物語。その奮闘ぶりと明るさには、映画を観た人が元気になることだろう。

 でもこれの映画の題材であるカーリングのチーム名「チームシムソンズ」。本当に存在するチームで、前回の冬季五輪であるソルトレークシティーオリンピックにも出場している。現在は解散となっているようだが、今回のトリノオリンピックにも実はそのシムソンズのチームで活躍していた方が1、2名出場してるというタイムリーな話題も実はあるのだ。

 また、自分のブログに、合併した大分県中津江村の話を書いたが、実際この北海道・常呂町も実は北見市と合併する予定であるという。

 とても記念になる映画だろう。

 また、キャステイングも興味をそそる。可愛い加藤ローサ(ボーダフォンなどのCMでも有名)さんが出ている。北海道が生んだ大泉洋も出演している。ほか、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬、田中圭、森下愛子、夏八木勲など渋い配役でもある。

【作品参考】
『シムソンズ』2月18日からワーナー・マイカル・シネマズ板橋他全国順次公開。監督は佐藤祐市。配給元は、ドリームステージピクチャーズ+アットムービー・ジャパン+エスパース・サロウ配給(2006年日本映画/上映時間113分)。 
 『シムソンズ』公式サイト
 ワーナー・マイカル・シネマズ特設ページ

(内田佳奈子)

     ◇

特集:トリノ冬季オリンピック応援団
日本カーリング協会