俺のお客様の中に、
織田信長とも戦った、ある戦国武将の子孫にあたる女性がいます。

そのお客様の家は大きな屋敷で、その大名の資料や戦国時代のアンティークなどが家中にあります。

そのお客様とはプライベートでも仲が良く、
以前にも何回か家にお邪魔させてもらってるんですが、
今日も仕事が終わった後、お邪魔してきました。

お客様の母親は歴史に詳しく、
俺と会うと1時間は歴史の授業が始まります(笑)

そして授業も終盤を迎え、
お母様が大名家に数々伝わる「伝家の宝刀」を一本、俺に見せてくれました。

ちなみに、その刀は売ると1本300万円相当の価値があるそうです。

お母様「振ってみていいですよ。」

あい「まじっすか?!では、遠慮なく・・・・うりゃぁ!」

ゴン!!「ボキっ!」


持つとそうも感じなかったが、振ってみると意外に重く、
地面に叩きつけてしまい、1本300万円の名刀を折ってしまいました・・・・。

あい「・・・・・・す、すいません!」

お母様「い・・い、・・いいのよ、ワザとじゃないし・・うん。」


最高に引きつった笑顔で許してはくれましたが、
お母様、本当にすいませんでした。