「世界最大級の買収ファンドの米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は14日、東京事務所を近く設立し、日本やアジア各国で企業買収などの投資を本格化させることを明らかにした」(朝日新聞9月15日


このロバーツが、何度も書いているREDFを創設したロバーツである。ロバーツは、サンフランシスコのホームレスのひどさにショックを受けて、2000万ドルを出してREDFをつくり、ホームレスを再教育して仕事につける社会起業を始めた。現在、社会起業の代表的なモデルになっている。


KKRは70年代から世界で約17兆円の投資実績がある買収ファンドの「本家」的な存在で、香港にも事務所をつくり、アジア進出を本格化する。アジアには投資の種がたくさんあるので、進出は成功するだろう。


それで思うのだが、ついでに、REDFジャパンもつくって、アメリカ流の社会起業を広めて欲しいと思う。
今のところ、そんな計画はないが、日本だって社会起業が急速に広がり始めている。この分野への進出も、日本を刺激し、よい結果を作り出すので、そうなることを願っている。