古事記の中の「百鬼」 | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

「百鬼夜行」に関わることは、古事記にも記されている。(※その一つを本稿で述べる)
ARION預言において語句が媒介項として機能する様に、
宮都の名称や御陵の名称などが媒介項として働いている。


  ・【鬼】(数価は30) ……成務天皇……近淡海之志賀高穴穂宮
  ・【亢】(数価は100)……安康天皇……石上之穴穂宮
  ・【尾】(数価は500)……仁賢天皇……石上廣高宮


安康天皇の和風諡号は「穴穂」。宮都の名称も「穴穂宮」。
したがって「穴穂」と言えば、それは直ちに【100】を意味する。
然るに、月宿の【鬼】に当たる天皇の宮都も「高穴穂宮」である。


#月宿の【鬼】に当たる天皇の宮都を「高穴穂宮」に作ることにより、
#古事記は月宿の【鬼】を【100】という数字に結びつけているわけだ。
#「鬼」「まつろわぬ者」「アマ族」「鉄鉱民」のルーツは同じと言われる。(※『アーリオーン・メッセージ』83頁)
#「AMA族」が「MAA族」(百族)ならば、確かに、「鬼」は「百」に連なる。