パクリタキセル(タキソール)」という抗がん剤の2回目の投与がされた頃から副作用が出始める。
口内炎だ。
口内炎、体調が悪かったり、噛んでしまったりするとできてしまうが、大した大きさでなくても痛みは抜群。やっかいな病気の1つである。
そんな口内炎が、口中はもちろん、喉の方まで広がってしまったから大変。
食事はもちろん、水分を取るのもつらい。
医者はすぐに口内炎用の塗り薬「ケナログ」やうがい薬を出してくれたのだが、これがまた裏目に。
ケナログの使い過ぎにより、今度は口内にカビが発生してしまったのだ。
いや、元々口内炎の原因が骨髄抑制により、感染症(カビ)による口内炎だったのかもしれない。
ケナログの注意書きに、
「数日使う程度でしたら、副作用の心配はまずありません。けれど、長く続けていると、新たな感染による口内炎を生じたりします。もしも、口の中に白いものができたら、いったん中止し医師に伝えてください。安易な長期使用は好ましくありません。
・口内の感染症..口の中に白いコケのような斑点ができる。」
とある。
また、感染症による口内炎には使うな、との記載もある。
http://www.bms.co.jp/patient/phkl.html
しかし、ここでも医者は「ただの口内炎じゃないのか?」「何だろう?」「よく分からない?」と言っている始末。
今まで、抗がん剤による免疫低下で口内炎を発症する方も多くいただろうに、何でこんな対応ばかりなのだろう?
しばらく経ってからカビと分かり、それ用の薬が処方されたのだが、、、、
食べることが大好きな福にとって、この時期が一番辛かったのではないだろうか。
満足に食事が取れず、喋ることもできない。
私達や医者とのやり取りも筆談。
毎日、i padのface timeでテレビ電話してたのだが、この頃は喋れないからメールのみ。
見ている方も本当に辛い。
こんな状況を何とかしたいと調べているうちに見つけたのが漢方。
しかも、結構な名医らしき先生が近くにいる事が判明。
栃木県は佐野市にある大山漢方堂という薬局。
早速、大山先生のもとを訪ね、状況を説明すると、すぐに処方してくれたのがコレ↓
このフェカリン、フェカリス FK-23菌という乳酸菌の一種で、免疫力を上げるのにとても効果があるとの事。
詳しくは、http://www.e-kao.net/guide/fk23.htm
FK-23 乳酸菌は、免疫アップのみならず抗がん作用もあり、また、抗がん剤の副作用の軽減効果も確認されているという。(特許も取っている)
これはいいものを見つけたと、早速買って福の元へ届けた。
すると、福のブログで紹介されているように、飲み始めてすぐに効果が現れた。
http://ameblo.jp/ywkiaylm/entry-11617042700.html
大山先生によると、ガンにはやはり免疫力がカギになってくるとの事。
そこでまたAmazonで漢方本の物色が始まる。
また、福を大山先生に診てもらう予約もしてきた。
福の状況が悪くならないことを祈りながら。。。
今回紹介したFK-23乳酸菌、
福が飲んだフェカリン30というやつ1袋で、ヨーグルト約90リットル分の乳酸菌を含んでいるとの事!
もっと!という方はフェカリン120というさらに4倍の乳酸菌を含んでいるという!!
値段はそれなりに高価ではあるが、病気や疲労で免疫が下がっていると感じている方に飲んでみてほしいと思う。
特に抗がん剤や放射線治療で免疫力が低下しているときには効果あると思われる。
そこらの薬局で売っているかどうかは分からないが、楽天やAmazonで売っているので、手に入れるのはたやすい。
このFK-23乳酸菌の効果として、ガン以外では
・血圧降下作用
・抗アレルギー作用
・ニキビ抑制
・C型肝炎に対する作用
・感染症の抑制
などなど。
いずれにしても、病に侵される前の予防が大事。