2月3日は「節分」。
節分の豆まきは、奈良時代には大晦日に「追儺(ついな)」という、病気や災いを鬼に見立てて追い払う行事が中国から伝わりました。
日本でも病気や災いに襲われ、それを「鬼」とし、豆を投げることで追い払います。
炒った大豆、福豆を升に入れて神様に供えた後、豆まきして福豆を自分の年齢の数、あるいはひとつプラスした数を食べます。
豆には神様が宿り、食べることにより邪気を追い払い、病気に打ち勝つ力を付けられると言われています。
節分の食べ物として、鰯もありますね。
鰯を焼いた時の匂いや煙が鬼は嫌いなので、鬼を追い払うことができると考えられていました。
煮干し=カタクチイワシと福豆。
今日は節分でも、節分でなくても食べたい、おやつレシピをご紹介します!
おやつ煮干しと炒り大豆の甘辛
◯◎材料◎◯
煮干し・・・30g
炒り大豆(福豆)・・・30g
砂糖・・・大さじ1
醤油・・・小さじ2
◯◎作り方◎◯
1 煮干しをフライパンに入れ、弱火でから煎りする。
2 煮干しを取り出して、フライパンを拭きとってきれいにし、砂糖、醤油、水大さじ1を入れ、中火にかける。
3 泡が大きくなってとろみがついてきたら、炒った煮干しと大豆を入れて絡め、バットや皿に広げて冷ます。
煮干しは小さい、「食べる煮干し」として売られているものを使います。
煮干しをぱりっとするまで炒ること、調味料がとろみがつくまで煮詰めるのが、カリカリッとした食感に仕上げるコツです。
煮干しをパリッとするまで炒るにはちょっと時間がかかるので、そこまで待てない場合は、調味料がドロっとしてくるまで煮詰めるようにしてください。あまりゆるいと煮物のようになります
よく噛まないと食べられない=噛む力を育てるおやつです。
骨まで食べられる煮干しと大豆は、カルシウムが豊富で、さらにカルシウムの吸収をよくする組み合わせ。こどもにおすすめのおやつです。
食べだすと止まりませんよ。
「鬼は外 福は内」の掛け声は全国共通なのかと思うところですが、地方により言い方が違うところもあるのです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!