初めにことわっておきますが、かなりの早口&聞きとりにくいため、翻訳には骨を折っていただいています。
そこんとこ、生温かい目で ひとつよろゆづです
TSL Interviews Brian Orser
ヘルシンキが終わったばかりでニューヨークで教えているブライアンに対するインタビューです。
(11年教えているけど、今シーズンは本当にストレスを感じるものだった。
何と言ってもオリンピックのことをもうすでに話したりしているから。 デールマン選手とフェルナンデス選手のことを話したあと、親分の話が登場)
~05:27あたりからです~
Q:フリーで大変すぐれたスケートを見せた羽生について、コーチとして満足して大会を去ることができますか?
世界選手権には満足?
B:もちろん。ユヅにはあの勝利が必要だった。 彼は2位に甘んじるのは好きではないし、しばらく経っているから(優勝していないから)。
この前世界選手権で1位の台に立ったのはオリンピックの年だった。
それで、今年はまたオリンピック年になるわけだ。 2回もハビエルの次になったから、チームメイトとしてもハビエルとは仲はいいけど、2位は嫌いなんだ。
だから今回の優勝は必要だった。今回がちょうどその時だったんだ。
今後は来年に向けてドラマを素晴らしく演じていくだろう。これで、どちらもワールドのタイトルを2回ずつ獲ったわけだ。
ハビは自分のプランを保守してやるべきことをやる。ハビや羽生の曲は選んだし、もうすぐに(次の)プロセスに取り掛かる予定だよ。
ハビの新しいフリー・プログラムは来週の月曜日から始めるよ。
Q:どうやって彼らをヘルシーにしておけるのですか?あなたのスケーターたちは毎年シーズン最後に世界選手権に出場して、90~95%はコンテンツを実施することができて。
4回転ルッツや4回転フリップ、4回転ループ。。。どうやってスケーターたちをそんなに競争力高くしておけるんですか?
羽生は明らかにとても競争力があるけれど。 どうやったら彼らにいつでも優れたパフォーマンスを出せるようにして、やりすぎないようにさせて、体を保つことができるのですか?
B:いや、昔からのトレーニングなだけで。よく考えて。
彼らがリンクにやって来たら、今日は4回転をやらないよと言う日もあるし、ステップを少々飛ばすから他のことをやる時間がもう少し取れたり。
その点に関してはあまり押し付けないようにしているよ。怪我はして欲しくないからね。
4回転については、ただ跳んで流すのではなくて、それを特別なもの、大切なものにしたいから。
何かちょっとでも注意や考えが散漫になったりすると、そういう時に事故が起きるから。
だから彼らがクリアな状態にいるかどうかを確かめなくてはならない。
そういうわけで、彼らがずっと健康で体調が良く、怪我もなかったのは幸運だった。
Q:それから、彼らに控えさせて4回転ルッツを試したり入れたりしませんでしたが、それについては彼らに何と言ったのですか?
他の選手が次々とインスタグラムに最近の4回転フリップだの4回転ルッツだのを投稿しているし、彼らもそれを見るし、みんな見るしで?
B:本当にね、驚いちゃうよ。僕の所にも4回転ルッツを跳ぶのがいて、まだ12歳なんだけど、それを彼らも見てね、ユヅなんか手を叩いたりして。
前に進むためにユヅの考えていることやプランはよく分からないけど、今シーズンは勝つために4回転ルッツや4回転フリップは必要ないと言ってあったし、その良い例になった。
ハビやユヅルは素晴らしいプログラムやすばらしい振り付けで順調に戦ったし、彼らの信じがたいほど優れたスケーティング・スキルやトランジションもキープできた。
僕たちはすべきことをするだけだ。それもうまく。
だけど、オリンピックの後も続けるとなると、また別の話になるだろうけど。
その時は4回転ルッツもやらないといけなくなるかも。
(この後、もう毎日オリンピックのことばかり考えていて、これからも毎日曲だの振り付けだのを考える日々になる、ハビもユヅもそういう一年を過ごすことになると語っています)
オーサーコーチの考え、親分やハビちゃんへの今後を見据えた関わり方。
ますますクリケが好きになります
親分はクリケに行って本間良かったですよね。
saikorinさんありがとうございました。
画像はお借りしました。