漫画家の芦原妃名子さんの自殺のニュース。
本当にびっくりしました。
近年の作品は読んでいないので、問題になっているドラマの原作は知らないのですが、代表作の砂時計は大好きな作品でした。
これ私にとっては思い出深い作品で、ドラマがちょうど(最初の)結婚式直前の時期に始まって、専業主婦だったから毎日ハマって見ていたんです。
原作の単行本も全部買って大事にしてたのに、離婚した時に二束三文で売ってしまった…。とっておけばよかった。後悔だわ。
物語の中に出てくる島根県にある仁摩サンドミュージアム。
当時すごく行きたかった場所でした。
私が住んでいる所からはアクセスが悪くて、実現できなかったんだけど、やっぱり一度は行ってみたいな。
どれだけ苦しんで、どんな思いで、こんな寒い時期の山中で自らの命を絶ったのか…。
それを考えると胸が締め付けられるし、日テレには怒りしか沸いてこない。
私自身は何かを生み出すとか、そういうクリエイティブなことには全く縁遠い人間ですが、漫画家にとって自分が描いた作品は我が子同然でしょ。
それを勝手に変えられることは、自分の大事な我が子を傷付けられるのと同じ事だよ。
自分の子に全く非がないのに一方的に傷付けられて、正気でいられる親がいる??
でも、最近やたらと漫画原作のドラマが多すぎるのも問題だよね。
昔はこんなになかったと思うんだけど。
もちろんドラマ化してヒットした作品も沢山あるし、私も楽しく観ていたドラマもあるけれど、やはり、原作の作者さんと作品への敬意は忘れてはいけないと思う。
芦原妃名子さんには、これからは天国で安らかに心穏やかに過ごして欲しいです。