別に突出して
衝撃的事件が
あったわけでもないのに

会話のやりとりだけで

ダメージ
さっそく体に出るあたり

まいるなぁ…。



朝、起きた直後
鈍痛に気づき

すぐ頭痛薬。


その直前は悪夢で

夢の中で悲鳴あげてた。



鏡に自分が写るシーン

三面鏡ならぬ四面鏡?

2列2列で4面の鏡
4つの自分の顔

左上・右上・左下は
同じ動きをするのに

右下の顔だけ
別な動きを写して

ブレた写真みたいに
残像に流れた顔で
止まってた。

それが強烈に恐怖で

助けを呼びたくて
喉から胸からお腹から
全力で叫びたいのに

リアルの身体は
「寝てる」から
力が入らなくて

へなちょこな悲鳴
「少し大声」なレベル。


『あ、夢だコレ』


声が出ない原因
叫びながら判った、から

たぶん眠りが
浅かったんだな。



飲んだ頭痛薬
全然 効かず

仕事中もう1回追加。

でも効かない。

書類見ながら

右の眼球の奥に痛みと
シパシパする眩しさ。


「群発性頭痛」

思い当たってしまった。



何年前…
10年は経つかなぁ…

突然、右目の視界
真ん中に光が走って
よく見えなくなり

眼球を串刺しに
されてるみたいに激痛で

同時に頭痛薬じゃ
消えない頭痛。

眼科に行っても
原因 判らず

仕方ないから
脳神経外科に行ったら

「群発性頭痛ですね」と。

『ナニそれ』思った。


眼球の裏にある動脈が腫れて
眼球を圧迫することで
発症する頭痛で

主に「9割が男性」とのこと。


残り僅か「1割の女性」に
加わった現実に
『なんでやねん自分』
とツッコんだ。


鎮痛剤的なものを
処方してくれるんだろうと
思ってたら

この頭痛は未だに
詳しい原因が解らなくて

一般の鎮痛剤は効かず
直接 効く薬がなく

さらに「発作」だから

発作を起こさないように
するための「予防薬」しか
ないんです、と。

今度は『マジかっ』思った。


結局、予防薬の
名前ナンだっけ…

ラミゾンじゃなくて
ゴンゴンじゃなくて
なんかそんな感じの
変な名前の「予防薬」
気休めな感じで処方されて

それ飲みながら
そこから1週間ほど
光が地獄。

寝ても覚めても
眼球えぐられる激痛に

部屋のカーテンは閉め切り
旦那が帰宅するまで
電気は点けず

ドアを閉めたら
真っ暗になるトイレが
一っ番 楽に
過ごせる空間になり

ひたすら目を覆って
暗闇で過ごした。


…そんな
遠い痛みを思い出す
今日の頭痛。

右目、痛い…


でもまだ視界に
光は走ってないから

たぶん大丈夫。


明日でやっと
丸1ヶ月になる勤務

休んでたまるかっ!