眼科手術学会の器械展示場で
目をひいたのはライカの手術顕微鏡でした。なんと接眼レンズがないのです。
かわりにメガネをかけて、モニターをみながら手術をする、という
システムでした。
直視下で見えるものをみないでわざわざモニターを通してみる、ということは
隣りにいる人とケイタイメールで会話するみたいで
違和感があります。
内視鏡下硝子体手術の画像が3Dでみえるというのなら理解が出来ますが、
硝子体用の内視鏡は25G(多分直径0.6mm位)の注射針の形ですので、
これにカメラを2台つけることはかなり困難だろうと思います。
手術中の画像を3Dモニターで見るのは(予算さえあれば)今でも
可能です。