独立行政法人の病院について | 佐藤裕也眼科医院のブログ

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22日(土)は、中京病院の眼科主任部長、加賀達志先生の手術日でした。


中京病院は、4月から独立行政法人地域医療機能推進機構として組織が変わり、中央官庁から事務長が天下ってきました。


職員には服務規程の遵守が厳しく求められ、平日9時から17時は職場から離れられません。

土曜日の出張といえども、病院の許可をもらってからしか行動が出来ません。


ウィークデーには他官公立病院から応援依頼があった時のみ出かけられますが、欠勤届を出さねばなりません。

謝礼は病院間でやり取りされますので、本人へは別途所属病院から支給されます。

国家公務員に準じています。



民間の医療機関へはたとえ緊急事態でも、ウィークデーには応援に駆けつけることは出来ません。

保険医療は国家の統制制度なので、規制は国がいくらでも厳しく制限出来るのですね。


欧米のように、ドクターの技術が優先されるという考えは、今の日本では全く通用しません。


規制緩和とは真逆の動きです。