新しい色使って見たくない?
男はトレンドカラーと一緒。
興味が薄くなったら
新しい色のやつ買えばいい!
…だって地球上に男は何にいると思っているの?
35億。
みなさんこんにちは、今日も日々雑草のようにたくましく生きてます、ゆーすけです。
最近トチ狂ったようにブルゾンちえみの動画を見てます。なんだか、だんだん可愛く見えてきました。重症です。
さて今回は
オシャレしてみようぜっ!
ってそんな話の続きです。
前回ってなんぞや。って方はこちら
(http://ameblo.jp/yuusuke-ando/entry-12257758955.html)
元販売員という立場から
「一般的に見てオシャレに見せるにはどうしたらいいか」
というテーマのもと初級編の解説を偉そうにしています。
どうぞよろしく。
本記事、テーマ自体は変わりませんが、前回の初歩的な部分から一歩踏み込んでオシャレをみていきます!
まず初めに
オシャレに見える要素としてなにが挙げられるのか?
というのを少し考えてみましょう。
…あと5000万人……
〈オシャレ要素まとめ〉
大前提として前「まず最初にやること」として説明した
〈ステップ①〉
・人としての清潔感
・サイズ感
・服の種類と物量
についてはすでにあるものとして考えさせてください。これは、そもそものベースです。
それらを踏まえた上で、そこに加わってくるものがこちら。
〈ステップ②〉
・シルエット
・カラー(の組み合わせ)
・テイスト(の組み合わせ)
・髪型、化粧、香り、(ついでに顔面)の第三要素
さらにそこから
〈ステップ③〉
・トレンド(おしゃれテク)
・小物使い
・着方、着崩し
・個性、こだわり、その他自分の好きな要素
と言う風になっていきます。
ちなみに実は大文字にした箇条書きの上から順に大事なので、この順にチェックしていくと上手く行きます(^^)/
つまりカラーやテイストを無視してトレンドをゴリ押すと失敗するし、こだわり優先するぐらいなら、トレンド意識したほうがオシャレですよってことですね。
これらのオシャレ要素を順当にクリアしていくと、確実に一般的に見てオシャレだと言える域にまで達します。
そこで今回からはファッションの話に一歩踏み込む、ということでステップ②から着目していきましょう!!
―カラーやテイストってそもそも何?
はいまずこれ、ステップ②のカラーとテイストとはそもそも何か?という疑問。
カラーとは読んで字のごとく、「色」のことで、ここでは「色使い」を表します。色使いとは、コーディネートでどのような色を取り入れて、どう色を組み合わせていくか、ということですね。
テイストは、前回の記事でもちらっとご紹介しましたが、服のアイテムがそれぞれどのような要素を持つモノなのかということであり、それらを組み合わせることによって出来上がる「雰囲気」のことです。カジュアルなのか、きれいめなのか。もっと大きく言えば和服なのか洋服なのか、とかそういう話になります。
そしてこの二つは、要するに「着合わせ」を分解したものです。
カラー(色使い)×テイスト(雰囲気)
=スタイル(着合わせ)
で覚えておいてください。
テストに出ます。
※ウソデス(´・ω・`)
この二つがうまくバランスが取れていると、コーディネートがまとまって見えますし
この服どう着ようかなぁ…
となった時の判断基準になります。一つのジャケットに対して、「どうインナーを合わせようか?」「どのパンツを履いたらいいのか??」と迷った際の決め手になるのです。
これらのカラーやテイストの王道組み合わせを知っておくだけで、買い物をする際やコーディネートを決める際に絞り込めるようになるのでとても役立つ知識です。
さしあたって今回はこのステップ②のひとつ、カラーについて詳しくご紹介していきますねっ!!
いっくよ~~!!
とうっ!!!!
〈カラー(色使い)〉
はい!ではですね、前回の記事でシルエットについてはある程度解説しましたので、カラーについて語っていきたいと思います。
カラーを考えるにあたってのポイントは
1.色の組み合わせ
2.トレンドカラー
3.挿し色
の以上3つです。
(てか3つぐらいしか色について言うことありません!!色は無数にあると言えど実生活で使う色ってそんなに多くありませんし、ポイントもそんなにありません!!意外と知ってればいけるやつです!!!!チョロいです!!)※心の声
1.色の組み合わせ
まずコレなんですが
いやそもそもカラーなんてセンスじゃん?
そんなんどうやってやんだよ??
こっちは分かんないからとりあえず白黒なんだよ??
って思ってません?
はいそれ正解です!!!!
大前提を話しておきます。一番大事なのは
基本カラーはモノトーンだということ。
そしてベースは
白シャツ×黒パンツ
だということです!!(笑)
白黒コーデは何も間違っていない!!( ゚Д゚)
いや、何言ってんだ(笑)
と思うかもしれませんが、これ分かってない人多すぎます。これはわりと事実です。男は基本黒パンツと白シャツ持ってれば大概どうにかなるんです。身もふたもないですが、
白シャツに黒パンツでオシャレな髪型して、スタバでMacbook開くだけでオシャレに見えるんですよっ!!!!( ゚д゚)
(↑暴論)
はい。
てわけで、とにかくとにかくベースはモノトーンです。
なぜかというと人を選ばないから。
そこを踏まえた上で、カラーのポイントの話をしていきましょう。
まずは配色について。これにはいろいろあるのですが、いくつか例として
カラーの組み合わせ、参考アイテム、それによってどう見えるのか?
をいくつか挙げていきたいと思います。
【白×黒】
例)白シャツと黒のスリムパンツ
・王道の組み合わせであり、人を選ばないのが特徴。モノトーンは清潔かつ、大人っぽい雰囲気に見え、アイテム次第ではモードで独特な世界観を作り出せる。最強。
千秋センパイが着てますね。
【カーキ×黒】
例)カーキのMA-1と黒のスキニー
・昨年大流行した組み合わせ。カーキ色(緑のこと)と黒の組み合わせは相性がよく、男性が着ると武骨で男っぽい印象になるのが特徴。テイストはカーキが強く出るため、男の人は基本ミリタリーっぽくなる。取り入れ方にはバランス感覚が大事になる。
【紺×白】
例)紺色カーディガンと白シャツ
・これも王道の組み合わせ。この配色でアイテムを組めば確実に落ち着いた雰囲気を演出できる。テイストはきれいめ。
【ベージュ×白】
例)ベージュチノパンと白ニット
・こちらは春先によくみられる組み合わせ。とにかく色合いが薄く、ふんわりとした雰囲気になる。タイトな服ではなく、ボディラインを隠すような服(ロングカーディガンなど)で取り入れるとなお良し。こちらもイメージはきれいめ、ふんわり系、な感じ。
【インディゴブルー(デニム)×レザー】
例)デニムスキニーと、レザーライダースジャケット
・物が指定されてしまいますが、レザー製品(革靴、革ジャン)はデニム系と合わせるとカッコよく決まります。ビシッとした、イケイケな雰囲気、アイテムの使い方で大人っぽさのあるラフさ、という独特の雰囲気を作れます。
はい!!とりあえず長くなるのでこんだけっ!!
組み合わせ自体はいっぱいあるのですが、僕からのワンポイントアドバイスとしては、カラーを考えるにあたって無理をしないこと。
無理をして、好きな色をあれもこれもと取り入れないことです。
一色決めたら後は白と黒!!ぐらいのテンションで大丈夫です(笑) 色は増やせば増やすほどに扱いが難しい要素です。悩んだらその色は使わない、というふうな考えでコーディネートを考えると、しっかりまとまってくれます。
上記の組み合わせ以外にもおすすめはいくつかありますので、「これはどう使うんですか?」という質問がありましたら、受け付けてます。
お気軽におっしゃってくださいね~。
2.トレンドカラー
続いてトレンドカラーについてご説明。
トレンドカラーとは、毎年、毎シーズンの流行色のことで、ぶっちゃけた話をすると「毎年アパレル業界が流行らせると決めている色」です。
まぁ考えたらすぐ分かると思うんですが、そもそもその時期流行るものや、色に合わせて、発注して制作して…なんてやってたらそのトレンドはその間に終わります(笑)なので、まぁだいたい業界内で次はこの色!この流行でーす!って感じで大まかに決まっていて、それに合わせて
アパレルブランドがそれぞれ動き出す
↓
芸能人、販売員が動き出す
↓
一般ユーザー
という形で世の中に浸透していきます。
…話脱線しました(笑)
ですがこのトレンド(流行)はオシャレだなぁと思わせるのに必須ポイントです。
小さいトレンドなんかはいくらでもあるんですが、皆さん昨年春のカーキ色のMA-1、今でも続く黒スキニーの流行りなんか結構知ってますよね?これはいわゆるビッグトレンド、というもので1シーズンでは終わらない流行です。
そこでトレンドの乗り方の一つとして、ここではトレンドカラーを取り入れることをお勧めします。
―トレンドカラーってどうやって知るの?
これがたまに問題になるのですが、結果的にはお店に行って
「今年のトレンドカラーってなんですか?」
とか
「次の季節のトレンドなんですか?」
って販売員さんに聞いてしまうのが一番早いです。これで速攻解決します(笑)
そういうのが苦手な人は、今はネット上でいくらでも調べることが可能なので安心してください。「2017SS」や「2017春 トレンド」などで調べると、すぐに見つかります。
※SS:スプリング&サマーのこと。アパレルでは「スプリング&サマー(春と夏)」とFW「フォーリン&ウィンター(秋と冬)」で大きく二つに商品展開を分けています。
ちなみにファッションコーディネートサイトWEARでは「急上昇ワード」という大変便利な機能があり、直近の流行を探ることが可能です。
これはもろに今後のトレンドを表すワードです。
検索してみると春先に向けての皆さんのコーデを見ることができます。
合わせて二つほど画像を挙げてみます。
色が薄い青、薄いカーキ、ベージュ
に寄ってるのが見えますでしょうか?
これがすべてではないのでトレンドカラーじゃ!!と声を大にして言えないのですが、トレンドはこうして探っていくこともできます。
ちなみに余談なのですが、トレンドカラーはシーズンによって偏りがあるので、これらの季節感を抑えておくと判断はめちゃくちゃ楽です。
↓
春:とにかく明るめの色。春らしさ、明るい気分と梅雨とか雨の時期がかぶることから、若草色(薄い緑)、桜色(淡いピンク)、インディゴブルー(薄水色)、ベージュ(薄めの肌色)などがよく来る。基本的には「淡い色合い」。
夏:涼しげなイメージor夏らしい燃える色、の2択のパターンが多い。最近は清涼感のある、青系の色か白が良く来ます。基本的には8割白のシャツになり(それ以外だと単純に暑いから)、ズボンのカラーが変わるイメージです。
秋:トーンがダウンします。基本イメージは「紅葉」といった感じのある、コッパーカラー(朱色)、こげ茶色、黒、淡い黄色、暗めのカーキ、などが見られます。全体的に春の流行りの色を、暗くして使うような感じもあります。
冬:重ね着が一番できる季節のため、ファッションとしては一番盛り上がる季節になります。カラーは時々の流行によるところが一番大きいのですが、温かさをイメージさせる暖色系、雪をイメージさせる真っ白コーデ、毛皮特有の温かさを感じさせる濃いめのベージュなどが見れる季節です。
上記の文章で分かると思うのですが、基本カラーは季節のイメージとかかわりが深いです。なので購入の際にどの季節で着るものか?をよく考えて選ぶといいです。
例えば二つのカーキ色のMA-1で悩んだとしましょう。価格もクオリティもほぼ一緒です。
その場合この時期でしたら、間違いなく色合いの明るいほうを選んだほうがイイです。実は買ってから、アッチのほうが良かったかぁ…と後悔するパターンの7割ぐらいは、色ミスです。
ご参考までに。
これらのいわゆる「季節感」を知っておくと意外と上手くいきます。
―トレンドカラーの取り入れ方は?
さてこのトレンドカラーですが、取り入れ方のおすすめは、トップス、特にアウターが便利です。
理由としましては単純に
俺、トレンド意識できる男だぜ!!
と、着るだけでトレンド感をアピールできるからです。それ以外に特に理由はありません…。
とりわけアウターはお金のかかる商品。メンズ服はレディースよりも高いんです。
バンバン買うと確実に死にますよ。
ポイントはトレンドを取り入れる際に、なるだけ安い所で買って、最初から
これはワンシーズンだけだ…ッ!!
と気合を入れることです(笑) 捨てる覚悟で買ってください。僕もいつも思ってます。
トレンド……。もう少しゆっくり流れてくんねーかな… と。
悲しい思いしますよね、たまに( ´・ω・`)
そんなわけで何個も何個も買う必要はありません。ぶっちゃけ1シーズン1着、四季を通して1年間で4着トレンド物を持つ覚悟だけしておけばいいと思います。それとアウターの場合なぜか次年も流行り継続、てきなパターンが多いので、結果的にあまり損しないというのも特徴です。
それ以外にも小物で取り入れるなどの方法もありますが、とにかく買う際に念頭に置くのは「どれが流行りものであるか」ということです。物欲の魔力に取りつかれるとそこら辺を見誤るので、なるべく安いモノで行きましょう。
3.挿し色
前回
明るい色をコーディネートの中に入れて、そこに注意を向ける手法のことを「色を挿す」と言います。で、その色のことを挿し色と呼んでます
というふうに説明し、さらにやって一色だ!!みたいなことを言いました(^^)
基本はこれに則るのですが、今回はより深く掘り下げて挿し色のテクニックを紹介していきます。
これは僕が勝手に分類したのですが、色を挿すテクニックには大きく3つの方法しかありません。
①
一つは、「ハズし」と呼ばれる手法。一番有名でポピュラーなやつです。
これは挿し色の定義にあるように、コーディネートの中に目を引く色を入れて、そこに注目を集める、というオーソドックスな方法です。統一感のある色合いから、一転外れたように色を挿し込むのでハズしと呼んでいます。
よく見かけるのは、派手なスニーカーをコーデに入れることでしょうか。
それ以外にもニット帽、靴下で色を一点取り入れるのはよく見かけますよね。
やり方はいたって簡単で、黄色、赤、青、緑などの原色や蛍光色などの極めて通常コーデでは「浮き」が出てしまう色のものを、面積の小さい小物で取り入れていきます。
この際ポイントになるのは、それ以外の部分は、モノトーンや紺などの落ち着きの強い背景色にすることです。
カーキ色のジャケットを着ている際に、下手に色味を追加したりすると、なんというか…微妙に、品性が落ちる、というか本当に「外れ」ちゃうので、やんないほうがいいかなぁと思っています。
写真のように1点の箇所に絞るのをたまに「一点挿し」と呼びます。バランスに自信が出てきたら、2色入れる「二点挿し」、3色使う上級テクの「三点挿し」もトライしてみるといいかもしれません。
②
二つ目は、個人的に「コンビ」と呼んでいる方法です。
これは色使いの項目でも説明した、色の相性のいい組み合わせを使って、挿し色にする手法です。
これはわざわざ名前を付けずとも皆さん色の組み合わせを選ぶときにやっているのですが、僕はぜひファッションに苦手意識のある方にお勧めしたい。
色使いの話の際にも説明しましたが、基本ベースは黒!!と言って、
黒選んでたら全身真っ黒になっちゃった…(´;ω;`)
というパターン。
このような状況で考えてほしいのが、コンビです。
この黒一色のコーデに、相性のいい組み合わせの色を一つ入れてみてください。黒コーデのうちの一つを、別の相性のいい色のものと差し替えてみてください。これだけです。
ハズしには比較的度胸がいるので比較的こちらのほうがやりやすいと思います。
これで不思議と、真っ黒クロスケだったのが、ただの落ち着いたコーデに変化します。
例えば全身黒なら、ニット帽をボルドーカラーにしてみよう、とか、中のシャツを相性のいいカーキ色に変えてみようとか、そういうので大丈夫です。
この組み合わせの良い2色を使って色を挿す技術を僕は「コンビ」と言っています。
こちらの写真は前回も登場しましたがそれを利用した僕のコーデ。
紺×白の相性の良さを利用して、下から覗くインナーと靴下の「白」を挿し色として使っています。
違和感ないですし、むしろ落ち着いていますが、じつはこのコーデの面積は8割紺色で、ちょこちょこっと白が見えているだけなんです。
③
最後にご説明するのはいわゆる「統一感」を意識した、色挿しの手法です。
このテクニックは何点か色を挿す際に、全く同じ色のアイテムでまとめるというものです。僕自身がアパレルで働いていた際に上司の方がやっていていいなぁ、と思って取り入れるようになったもので、小物全体に統一感があると、挿しは「ハズレ」にならずにしっかり「挿し」だと認識できます。
そのため相性が良いとか悪いとか関係なしに、色を挿し込んで使うことができ、かつ「色の統一感」という面でバランスが取れるのです!
じつはこのブログにてすでに登場3回目となるこちらのコーデ(実はとてもお気に入り)は、その統一を利用して茶色の三点挿し(ベレー帽、ロングインナー、靴下)をしています。
さて、本日はファッションに一歩踏み込んだ考え方とポイント。
そして、着こなしの重要な要素である「色使い」について解説しました。いかがでしたか?
少しでもなるほど〜と思っていただけたら、嬉しいです。
最後になりますが、前回も申し上げたとおり、ファッションにもある程度の理論があり、これを外さないようにコーデを組んでいけば誰でもオシャレに見られるというのは可能です。
それを続けていくと、慣れてきて「どうしたらいいか?」という、おおよそ検討がついてきます。そしてだんだん迷った時の判断や、アイテムの組み合わせが上手くなっていく。
これが一般的に「センス」といわれるものの正体です。
ファッションは基本的には自分で楽しむものではありますが、「人に見られることを意識する」娯楽ではありますので、なにより「かっこいいね」「おしゃれだね」と誰かに言ってもらうだけでモチベーションはググッと上がります(^^♪
着るからには、オシャレに着こなしていきましょう!!
次回は着こなしのもう一つの要素である「テイスト」について、ご説明していきたいと思います!!
今日はこの辺で!!
お読みいただきありがとうございます。
2017/04/06 Levin, New Zealand