クッカー好きな、俺がこだわって行き着いた先。
1.スタッキングは楽しい
2.炊飯はアルミ
(自作アルコールストーブで、火力調整をなしにほったらかして炊飯ができる事。)
3.汁物は飲み口が熱くならないチタン
4.調味料入れは、メスティン
5.気に入ったクッカーはテフロン加工(=フッ素加工)すべし
ということでJETBOILをテフロン加工するだけではなく、チタンクッカー達もテフロン加工している。
そのテフロン加工に用いたのは、炊飯可能なEPIのATS(アルミ蒸着をなべ底に施したクッカー)の0.8リットルサイズのS。
そして、EVERNEW チタンクッカーセラミッククッカーセットのMサイズにあたる2の方のクッカー。
これが、ATSのSとエバニューのチタンセットは、面白いようにスタッキングできる。
スタッキングの組み合わせの鍋を並べると
ここでは、EVERNEW チタンクッカーセラミック加工のSサイズに当たる1も組ましているが、実はEPIのATS加工Sサイズに入れるには、ハンドルを外していないと、はいらない。
(細いステンでハンドルを自作して入れれるようにできる)
実際は、これ全部を持ち歩くのではなく必要に応じて組み合わせるものを選んでいる。
さて、EPIのATSチタンクッカーのSを中心にEVERNEWのセラミッククッカーセットSでサンド、その中には、EVERNEWのアルミ食器5点セットとフレックスカップを組ませている。
底にはユニフレームのツアラープラスのフライパンをセット。
合計13点のクッカーセット。+別組用テフロンフライパン+JETBOIL1.5Lクッカーがある。
(1.5Lの中に入れることができる)
別組用テフロンフライパンは、後加工でテフロン加工したもの。
元は単なるアルミクッカーの内蓋兼皿だ。
EPIのATSの鍋の内側にすっぽり入り底にひいてEVERNEWのアルミ食器5点セットを入れれる。
さて、このテフロン加工、加工業者さんはアウトドアblogで見かけるアルファ技研。
非常に良心的で、いろいろ相談に乗ってもらえた。
3社で見積もりここに決めた。
これからも仲良くしたいと思える業者さんだった。
(俺もやろう!と思う方は、『このblogを見た』と言ってもらうと話がわかり安いと思います)
仕上がりも良く、一緒に写っているアルミ製のフライパン、ツアラーライトのテフロン加工よりもいい仕上がりだ。色も違うのでその雰囲気はわかると思う。
さて、テフロン加工をチタンに施すのはあまり見たことがない。
なぜだ・・・焦げ付きやすいチタンにこそ、焦げ付き防止のテフロン加工がいいはずなのでは?
つまり、チタンにテフロン加工した場合は、取り扱いに工夫がいると推察できる。
チタン製のクッカーは軽さのために薄く作られている。
その上、熱伝導率が非常に悪く、火が当たっている部分の熱が周辺に伝わりにくい=その部分だけ高温になりやすい。
これで、焦げ付きやすい、炊飯に向かないなどの理由になる。
テフロン加工は施してもその特性は変わらない。
*鍋の中にあるものが対流しない=粘度が高い、固形などの場合は、テフロン加工しても部分加熱の特性は変わらず一部だけ熱くなる。
テフロン加工ごと、強火は焦げ付くはずだ。
テフロン加工は、ミクロンの世界で弱い。
特に摩擦。空焼きなどの高温。
だから、テフロン加工だろうとチタンでは、焦げ付かしてしまいそれを擦り落とそうとするとテフロン加工ごとはがれる可能性が高い。
そのクレームを恐れて市場にないのではと思う。
つまりテフロン加工しても焦げ付かせない注意は、重要。
焦げ付かないと安心しないことだ。
#皆さんもせっかくのテフロンを無駄にしないように、チタンでは火加減を忘れずに。
そのかわりテフロン加工のおかげで、汚れが付きにくい。
少量のお湯で、油汚れでもふき取れる。
水場のないキャンプやツーリングでは重宝する。
炊飯など焦げ付く可能性のある調理は、テフロン加工のアルミ鍋かATS加工&内側テフロンのチタンクッカーでやる。
これは、焦げ付かないのが実証済み。
さて、今回の加工でクッカーのチタンの色が変わった。
これだけは、加工しないとどんな色になるかわからない。
EPIのATS加工のチタンクッカーにテフロン加工を施したものは、380度の熱で焼き付けたため、黄金色になっている。
EVERNEWのチタンクッカーは、ブロンズぽいグレー色で渋い。
アルミは、色はそれほど変わらず。
ただ焼きなまし状態で、柔らかくなっているが、事前に知っているので許容範囲だ。
さて、究極のスタッキング。
ぜひクリックして拡大で見て欲しい(ピンボケだ~)。
でも、鍋に鍋が入って、同心円が美しい。
鍋が美しいなんて・・・何てマニアなコメントなんだ(笑)
こうして鍋に鍋が入り、一セットになり、フルセットで750g。
が、これだけの鍋を一度に使うアウトドア調理などあり得ないだろうね。
究極の大人の男のおままごとあそびだ。
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