今までアメリカで1校、オーストラリアで3校、フィリピンで1校の計5校の語学学校に通いました。正直、フィリピンで行った学校については英語力よりもどういうカリキュラムでどんなタイムスケジュールで過ごしているのか、何より最近フィリピンへの留学が主流になっているけど一体どんなところ?っていうのを自分で確かめたかったのもあって留学を決心しました。
英語を勉強するっていうところではどの国も同じなんだろうけど、国によって語学学校のコースが変わってたり、学校によってカリキュラムやルールはもちろん重視している分野が違うので、まずは自分が何を勉強したいのか、その分野でどのレベルまで行きたいのか目標を立てなければ自分に合った学校を選べるはずがない。
自分の周りにも「数年前、英会話に通っていたけど全然喋れるようにならなかったよ。。」と言う人が数人いたけど、話を聞くとその人たちに共通することは英語を使ってこれをしたいっていう目標もなく、英語が話せるようになったらいいな~っとなんとなく考えてるだけ。そういう人は英語を勉強するよりも英会話教室に行くことが目的になっているため、はっきりとは思っていなくても心のどこかで「英会話教室に通えば英語が話せるようになる」と考えている。
ワーホリの計画を立てる時も同じで、最初の3ヶ月間学校に通ってそのあとローカルのカフェやレストラン、ホテルなどで働きたいと考えている人がいたとして、そういう場合も語学学校に通えば自分の目標とする英語力が手に入れられると考えている人が結構多い。
正直、日本食レストランで働くなら語学学校に行かなくても渡航前に国内で普通に勉強していれば働けるし、どっちかというと英語力よりも同じ系統の仕事をしたことがあるかの経験を重視する場合がほとんど。
ローカルの仕事の場合は、英語は話せて当たり前でその中で経験やその仕事に対する熱意が重視される。そういったことをふまえて自分の主観でこれから留学行く人にオススメしたいポイント。
① 語学学校は一般英語コースではなく、試験対策コースか専門コース!
一般英語コースはどちらかというと楽しく英語を勉強するためのカリキュラムで、毎週新入生が入ってくるので友達もたくさん作りやすく、宿題もそこまで多くないため観光やプライベートの時間も好きなように使えるメリットがある反面、授業はゲームやディスカッションなども多く真剣に勉強したい人にとっては少し物足りない。
IELTSやケンブリッジのような試験対策コースの場合は入学出来る時期が決まっていて、コースによっては1ヶ月、3ヶ月同じクラスメイトのため色んな人と知り合うっていう点ではチャンスは少ないが、みんなが同じ方向を向いていて授業内容も読む、書く、聞く、話すのすべてが試験に含まれているのでそれにあったカリキュラムになっているのでバランスよく英語力を伸ばせる。そのかわり宿題もかなり多く、授業も若干スパルタのところもあるためついていくのに必死で毎日予習復習は欠かせないけど、間違えなく英語は伸びるし、帰国後のことを考えると何か英語の試験を受験しておいた方がいい。
専門コースもオーストラリアでいうとバリスタやチャイルドケア、J-SHINE(子供に英語を教えるコース)が人気で、英語+で何かをスキルを身につけられるので学校卒業後の生活や帰国後のためにも役立つためオススメ。
② 過程が目的にならないように!
少し前にも書いたように自分が気付かない内に過程が目的になっている事が実生活でも結構ある。英語を勉強する事が目的になっている場合、途中でしんどくなったり挫折しそうになったりするので、その時はもう一度なぜ自分は英語を勉強しているのかを考えてほしい。字幕無しで映画を見るため、通訳の仕事をするため、海外で外国人の恋人を作るためなどその人によって目標は違うけど、その目標を常に意識しないと簡単に目標が頭から消えるので注意!