大相撲春場所 | 落書き日誌

大相撲春場所

大相撲春場所が千秋楽を迎え、見事、白鵬が全勝優勝を果たした。

最後まで優勝争いを演じた把瑠都は大関昇進が決定し、朝青龍の穴を埋めてくれそうな気がした。


今場所は相撲の新たな時代を予感させてくれるもので、非常に充実した場所になったといえるだろう。


新たに新入幕で88年ぶりの島根出身力士、隠岐の海

身長が低く、第2検査で新弟子検査に合格して上がってきた、磋牙司

モンゴル出身で、型のある相撲を取る(パワー任せになりがちな外国力士にしては珍しい)、徳瀬川


といった若手も大いに盛り上げてくれた。


千秋楽最後の一番、白鵬対日馬富士の取り組みはまさに熱戦で、千秋楽最後にふさわしい一番だった。


白鵬については、一人横綱の重責を果たし、コメントや姿勢も立派で謙虚なものだった。

把瑠都は勢いそのままに、あらたに突き押しを覚え、あのパワーを存分に生かした、ダイナミックな相撲だった。


よく「日本人力士が・・・」という話になるのだが

相撲の姿勢に国籍は関係ないのではないかと実感させてくれる場所だったとも思える。


だいたい、内閣総理大臣賞授与のとき、代理の平野官房長官は白鵬の名前を「はく ほうしょう」

と間違っていたではないか。国技の横綱を間違えるようなそんなレベルなのだ。

首相に来てもらわなくてもいいが、せめて横綱の名前くらい知っている人に来てもらいたいものだ。


来場所に期待が持てる場所でもあった。