先日、国際コンクールでも受賞経験のあるコンサートピアニストの方に、相棒のピアニストと共にソナタのレッスンをしていただきました。
私はピアノの奏法について全然詳しくないので、ピアノへのご指摘やアドバイスなんかも興味津々でとても充実した2時間でした!
ソフトペダルについて「へええええええ~~」
と思うことが。
「ソフトペダルって布を一枚かませるような感じかしらん?音が柔らかく小さくなるのよね。」なんて思っていましたが、
ソフトペダルを践むと中のハンマーが横にずれるんですね。(←素人過ぎ。)
で、そのピアニストの方によれば、
「私はピアニッシモでもフォルテの時にでも、音色を変えたければソフトペダルを踏みます。」
「特に柔らかい音を出したいときは、半分だけ踏む。そうすれば、あまりつかわれていない柔らかいフェルトの部分が弦にあたるから。」
とのこと。
で、「もっと柔らかくしたい場合は、ほんのちょっと引っかけて誰も使っていないであろう部分を狙う。」
んですって!
(もちろん、会場のピアノによってフェルトの状態は違うので、微調整しながら踏むそうです!!)
おお、ビックリ!
そんな細かい技を駆使していたなんて。
どうりで、そのピアニストの方、演奏を聴いていつも、「なんでこんなにがらっと音色をかえられるんだろう?!?!」
って不思議だったんですよね。もちろんこれはそのピアニストの方が駆使するごく一部のテクニックでしょうが、すごいなぁ、とおもったのでした。
レッスンを通して、ピアニストの方の「音楽に対する愛と情熱」を物凄く感じました。
見習わなくては!(^^;)できるかな。。。