オークションとネットショップの準備の方法 | もーええやん

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無気力こそ境地

サカイっす。最近通販のやり方をよく聞かれます。

ということで、同じことで悩んでいる人もいらっしゃるかもしれないので、ちょっと記事にしてみようと思います。

本屋さんなどでよく見かける、「はじめてのネットショップ」「通販の仕方」系の本がありますが、

正直、店のデザインや在庫、お客様とのやり取り、仕入れの方法など、

それじゃないんだよ知りたいのは・・・!

と思うことが私は多かったです。

ちなみにわたくしも自分の店をするにあたって、そしてお店を作ってからも本を読んでいましたが、

正直役に立ちませんでした・・・。

私が知りたかったことは

・お客様の支払い方法の設定
・送料に関係すること


それ以外のネットショップやオークションサイトの編集の仕方は、

使えばわかるからどうでもいいわけです。

デザインもゆくゆくよくしていけばいいですし、商品を仕入れている(持っている)からネットで販売しわいわけであって、そんなこと本で書かれても困るわけです。

ということで、わたくしがオークションやネットショップをするときに試行錯誤し現状行っている方法を紹介します。

ちなみにうちのネットショップは1日1000人は来ています。

商材がまだ少ないので毎日売れるわけではありませんが、それでも月30万近い売り上げになっています。

これに同業者への卸販売も入れると、売り上げは50万ぐらいです。

ここまでするのに3年はかかりました。オークションと違い、ネットショップは検索エンジンに引っかかったり、リピーターや新規顧客が増え売り上げが安定するには3年はかかります。

そんなに待てない!という人はオークションをお勧めします。

オークションはオークションを主催している会社、例えばヤフーなどがお客様を集めてくれています。

ネットショップのようにお客様を待つ必要もなく、ご自身が決めた日程(3日や1週間)で販売を行え、利点はやはり、ワードで文章を書いたり、ブログなどを書く感覚と近いところにあります。

話は長くなりましたが、オークションでありネットショップで必ず必要なものはこちら。

・支払ってもらう銀行口座

これはUFJ銀行、ゆうちょ銀行で結構です。イーバンク銀行も人気です。それ以外の金融機関を言われたことはありません。

りそな銀行、三井住友も問い合わせがあったこともありますが、オークションの説明文やネットショップの概要に書いておけば、手数料はお客様負担になりますが、納得されてご購入されます。
もちろん銀行口座は多いことにこしたことはありませんが、信用金庫なども含めると口座を開くときりがないので、ある程度でとどめておきましょう。

最低必要なのは UFJ、ゆうちょ、イーバンクです。

この口座を作るのに大体2週間ほどかかります。口座を作るときにお勧めなのは、○○ダイレクトと呼ばれているネットから支払いや入金確認ができるサービスです。

通帳を持って金融機関に行くのもいいですが、数が少ないうちはこなせても、いずれ必要になると思います。口座を作る際に申し込んでおくと手間が省けます。(イーバンクはネット銀行なので元からインターネットでチェックできる銀行です)

わたくしは元々、口座を持っていたのですが、このダイレクトに申し込むのに2週間ほどかかりました。口座だけ申し込んで、ダイレクトは後からでもいいですが、めんどくさいのでまとめて行いましょう。

・代引き

先ほどの支払口座はもうお持ちの方もいらっしゃったと思いますが、代引きの支払いについては一般の方はやり方もご存じじゃない方がいらっしゃると思います。
似たようなサービスで着払いというものがありますが、あれは送料だけをお客様に請求するだけで、商品と送料を含めた金額を請求できるものではありません。
商品代金を支払ってもらうには代引きの申し込みが必要です。では代引きの準備の仕方です。

・郵便局の代引き
実はこの代引き、ゆうちょ銀行の口座があればいつでも利用することができます。
郵便局で代引き用の伝票をもらい、そこに口座を手書きすれば利用できます。
ただ、ゆうちょ銀行を利用する場合は、振込手数料が代金が3万未満の場合は525円かかります。
代引きには代引き手数料(250円)と送金にかかる手数料、先ほどの振込手数料がかかります。
もしゆうちょ銀行の場合は775円もかかってしまいます。商品を売ってもこの手数料がかかると意味がありません・・・。
そこでゆうちょ銀行の口座ではなく、振替口座と呼ばれている口座を作ります。

通帳やATMでお金がおろせず、特定の郵便局1店でハンコと書類にサインしないとおろせない口座です。

こう聞くと大変な気がしますが、ゆうちょダイレクトを申し込んでおけば、自分のゆうちょ銀行の口座にお金を送金することができます。(月5回まで無料)

この口座の利点は手数料が120円で済むところです。

・郵便局の代引きの利点
もちろん郵便局以外でも代引きの運送業務は行われています。
例えばヤマト運輸だと、宅急便コレクトと呼ばれているものです。
ヤマトの場合だと、代引き手数料が315円(代金が1万円未満)、これに振込手数料や3万円以上の場合だと印紙が必要です。
佐川急便も同じぐらいの金額で行っていますが、どちらにしても今のところ郵便局が一番安いと認識しています。

郵便 代引き手数料250円+送金手数料が120円の 370円
ヤマト 代引き手数料315円+送金手数料たぶん315円ぐらい 約600円

ヤマトの利点は代引きにクレジットが使えたり、ゆうちょ銀行以外の銀行も受取口座として指定できるところです。ご興味がある方はヤマトにお問い合わせください。0120-01-9625(ヤマト)

今では手数料の話をしましたが、問題は送料です。

この手数料に送料が加わるため、売り手からしては利用者が伸び悩み、購入希望者からは送料と手数料が高く感じられてしまいます。

ヤマトの場合は宅急便という、郵便局で言うゆうパックのみですが、

実は郵便局には定形外代引、ゆうメール代引というものが存在します。

定形外代引とゆうメール代引は、重さで全国同じ価格で発送してくれるサービスです。

定形外は普通郵便と言われているもので、中の荷物が本やDVDなど郵便局が指定している荷物であれば、ゆうメールというサービスになり定形外より安い送料です。

でも定形外やゆうメールと聞くと、ご存知の方はポスト投函などで盗難の恐れが?と思われるかもしれません。

確かに通常のゆうメールや定形外は、ポストに商品が届けられるサービスです。

しかし、代引き定形外と代引きゆうメールは、代金をお客様に支払ってもらうために必ず手渡しになります。

発送時にこちら側からは日時指定ができませんが、お客様が不在だった場合、不在届が入り好きな日程と時間をお客様が指定して受け取ることができます。

送料は送る荷物により違いますが、重くないものであれば、ゆうパックや宅急便より安いです。

ゆうパックと定形外の最低サイズは60サイズです、DVD1枚でも800円ぐらいかかるのですが、これがゆうメールになると200円ぐらいで済みます。

200円+120円+350円=670円ぐらいです。

それ以外の発送のゆうパックなどの通常の発送方法だと、すべてで1000円ぐらいかかります。

ただしデメリットもあります。定形外代引きとゆうメール代引きは、ゆうパックなどとは違い、到着までに2~3日かかることがあることと、事故などがあった場合の保障金額が送料のみということです。

今まで事故も起こったことがないため、普通に使用しています。どうしても不安な方はゆうパックの代引きを利用されるといいと思います。

ただそうした場合、沖縄や北海道の場合だと送料が1200円+離島の場合はさらに送料がかかります。全国一律の送料にする場合はご注意ください、

今回は銀行口座の準備と代引きに関するお話でした。

後日、無料でできるネットショップFC2について紹介させていただきます。