ポポーの接ぎ木にも変化が | ゆたか農園のブログ

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新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

先日、畑をお借りしている地主さんのおひとりから、冗談半分、本気半分といった感じで「岡田君に貸しているウチの畑を1円で買わないか」と言われました。タダであげてしまうと贈与税とかでややこしくなるため、1円での売買ということらしいです。私たちがお借りしている畑以外にも農地をたくさん所有しているようですが、ご子息は会社勤めで農業をやらないのだそうです。大変にありがたく、うれしい申し出で、私たちも息子が後を継いでくれるのならぜひ買わせていただきたいところですが、それこそ東京などの都会に出ていってしまったら、田舎に農地があっても負の遺産になってしまいます。農園がある地域は傾斜地の段々畑で、将来的にもおそらく工場やショッピングセンターが建つような場所ではなく、途中で土地の返却を求められることはまずないと思います。固定資産税+水利費程度の地代で安く貸していただいていますし、このまま借地ほうがベターなのかとも考えてしまいます。

 

今日も朝から草刈りです。この奥にも1反(約300坪)ちょっとのフェイジョア畑があり、残すところ草刈りはそこだけです。

初夏の陽気で草刈りしていると汗だくになります。

 

ポポーの接ぎ木にも変化が現れました。

赤丸で囲った部分。穂木から葉っぱが出てきました。とりあえず台木から穂木へ水や養分の供給ができているようです。しかし、葉っぱは出てきたのに結局失敗に終わった接ぎ木が今まで何本もありましたので、まだまだ油断できません。