ブルーベリーの苗を買って頂いたことで、お知り合いになれた岡崎の染色家の先生が、ブルーベリーとフェイジョアの剪定枝を使って染色をしてくださいました。
左の5色がフェイジョアで、右の5色がブルーベリーです。写真掲載の許可を頂いたので、ご紹介します。
同じ枝でも、植物の色素と結合する「媒染剤」によって色が全然違います。
それぞれ左から、Fe、Cu、石灰、Ti、灰汁です。
先生曰く、「ブルーベリーはやはり枝葉にも潜在的に赤紫みの色素(アントシアニン)があるようで、Ti、石灰などにそれが現れています。フェイジョアはタンニンが多いようでFeの反応は抜群でした」とのことです。
これまで実を収穫することしか考えていませんでしたが、このような楽しみ方もあるのかと新しい発見ができました。来年も剪定枝を利用して染色をして頂けるとのことですので、興味のある方は工房へ直接お問い合わせください。
織り・染め・紡ぎ・編みの工房と教室 「モン・トリコ」