台湾アイデンティティーを | 我最愛最愛的你☆

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台湾俳優 言承旭ジェリー・イェンJerryさんを好きなイタイおばちゃんブログ。
ここ近年は39年愛ヒガシと少年隊ハナシが多め。2023年東山さん衝撃の引退宣言で泣いてる日々。
ブログ名はJerryの♪我會很愛你♪ 歌詞より。
お城好き。yutaの自分本位日記がメインです。


観てこよっと。

東京は7月だったけど、

横浜は今日からなのですわ。

台湾アイデンティティー観てきます!

来週はいつ行けるかわからんし、1人でプラっと行ってこよ
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なんか、ギラギラ暑いけど( ̄◇ ̄;)




映画館サイトより 一部抜粋

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本作は、第二次世界大戦、二二八事件、白色テロという歴史のうねりによって人生を歩み直さなくてはならなかった6人が、
それぞれ自らの体験を語ることにより、日本人が知らない台湾の戦後の埋もれた年月を突きつけている。
日本が戦争に負けたことで「日本人になれなかった」と言う人、
台湾に帰れなかった人。
旧ソ連に抑留されながらも、そのおかげで二二八事件に巻き込まれずに済んだと笑う人。
白色テロによって父親を奪われた人。青春の8年間を監獄で過ごさねばならなかった人。
「本当の民主主義とは」を子供たちに伝え続けた人。
彼らが口にする過去の体験は、修正できない歴史を背負っているが故に、重く切実だ。

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セデック・バレもここだったけれど、
小さいシアターなので、定員もさほど多くないけど
初回とあって、満席で立ち見も数人いましたよ。


ドキュメンタリーなので、事実をそれぞれの方が
流暢な日本語で話してます。
半世紀続いた日本統治時代は日本の教育を受けている方たちなので、
今でも台湾の年配の方は日本語を話せたりするよね。
一月に高雄で小姐に道を尋ねたら、奥からおじいちゃんを呼んできて
おじいちゃんは、淀むことなく、そこ突き当たりを右!って教えてくれて。
わあ、ほんとだー!なんて呑気に感激したのだけど。

出てくる方々は過去のご自分のことを日本語でほんと流暢に話してます。
自分は日本人だと思っていた。日本のために志願して軍人になった人たちです。
その後、終戦してからの台湾。
時代が悪かった…と語る人が多いです。
台湾に生まれながら日本人として生きてきて、
そして、終戦後は日本人でいられなかった方たち。
日本人になれなかった、と涙を流すおじいちゃまもいます。
なんか、とてもグッときて涙出てきちゃった。
日本だった台湾。
みなさんそれぞれ、日本人としての気持ちを持ったままなんですよね。

これまで知らなかった台湾の歴史。
台湾の俳優を好きにならなかったら知らないままだったような。
これまで、いくつかの本や映画で
少しずつでしかないけれど、知っていくのも大事なことだよな、って。
だからと言って何かできるわけではないけど。

セデック・バレもかなり重い歴史だったものね。
これまでまだ観ていない映画とかも多いです。

この映画も多くの台湾を好きな人に観て欲しいな。


横浜初日だったので、東京のときもあったようだけど、
監督と、出演されている、今は横浜中華街に暮らしている 
呉さんの舞台挨拶がありました。
呉さんは、とても愛嬌のあるおかたでした。
もっとたくさん話したのに映画じゃ使われなかった!と(笑)
映画の中で、監督に、呉さんは日本人ですか?台湾人ですか?と聞かれて
日本人らしい台湾人です、と答えていましたが、
その後ご自身で考えたそうです。
終戦後、台湾が混乱していた時期なので
戻ってくるなと言われ、もう60年以上も日本で暮らし
日本人の奥様をもらい、日本のメシを食ってきた
日本人と言わないのは申し訳なく思う、と。
帰化はしていないけど、これからは台湾出身の日本人です。と答えるって。

私たちは何人ですか?なんて問われることは無いものね。
その問い自体がとても重く深いものだと感じました。

出演されてる方が、台湾独立を声高に述べてるところがあるのだけど、
呉さんのいる中華街では、大陸出身の人の方が多いので、
このシーンを見せるのは躊躇する、ようなこともおっしゃってました。
とても複雑な、台湾と中国の関係だと
すごく感じましたよ。

終了後、監督のサイン会もあったのでいただいてきました。
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台湾にも足を運んでくださいね!と言われたので
一月に行ってきました!ある俳優さんのファンで、と言ったら
また行って、台湾を大好きになってください、と言われましたよ( ^ω^ )
呉さんも、俺なんか良いのかな?と言いながらポーズとってくれました。

機会があれば、ぜひ!
台湾の歴史を考える映画です。
観てみてください



お友達ちゃんブログのレポにあった
監督のインタビューも載せとこうっと。

読んでて切なくなる。歴史の重さですね