今日の ゆきちは 朝から 浮かない顔であった……
なかなか 起きて来ない……
何か 感じる物があるのだろうか……
今日は 年に１度の
８種混合ワクチン接種の日なのだ……
病院までは 軽やかな ゆきち……
入り口の前では 《こんにちは》のご挨拶……
大人の対応である……
そうだ…
ゆきちも 大人になった……
注射ごときで うろたえる ゆきちでは無い!!
心配してたのは 御主人様の 思い過ごしなのだ……
さぁ～ ゆきち 戦いに行くのだ٩(๑`ȏ´๑)۶!!
あれｯ…(゜Д゜｀;)ｴｯ??
どうした!! ゆきち!!…
ゆきちは 病院の中へ 入ろうとしない……
ゆきちが 動かないので ……
御主人様は 抱っこして 中へ……
いつもの 暴れん坊のゆきちは 何処へ……
Σ(ﾟдﾟ；)
借りてきた猫の様に 抱っこされたまま じっとしているのである……
そして……
看護師さん
「お待たせしましたぁ〜 ゆきちちゃん…」
静かな 待合室に ゆきち の名前が 響く……
毎回 御主人様は この瞬間が たまらなく 恥ずかしいのである……
御主人様は 考える……
「わぁー ゆきち だって……
きっと あの人 金の 猛者よ……」
と…… 世間の人は 思うんだろうなぁ〜……
そんな事を 思う 御主人様であった……
そんなに 恥ずかしいなら なぜ……
その 名前を付けたのだ……
ようやく 診察室に……
ゆきちは この瞬間 固まった……
その後 身体が ぶるぶる震え出したのである……
先生が 立たせようとしても 腰が引けて 立てないのだ……
あの ゆきちが……
笑える 話である……
無事 注射を済ませて
やれやれ😥の ゆきちであった……
つづく（；￣ェ￣）
