円高のメリットって何でしょう?
そりゃ、あるんです。
例えば海外旅行、輸入品が安くなる、原油などの原材料も安くなる・・・。
いいですねw
良くないですってば・・・。
円高になれば輸出企業の円建ての売り上げは落ちます。
売り上げが落ちれば、給与は減る、雇用も減る、新規の就業者も不要になる。
円高では輸入製品が安くなりますから、輸入品に競合している国内メーカーも値下げ圧力を受けますね。
つまり売り上げが減るわけですよ。
国内のかなりの企業の給与低下圧力になる。
しかし、売り上げが下がった分、みんな平等に給与が下がるでしょうか?
ありえないですよね。
現在働いている人の給与っていうのは売り上げの低下ほどは下げられないんですよ。
だからどこかにしわ寄せが来るんです。
どこに行くかと言えば、弱い立場の労働者のクビを切ったり、新規の就業者の数を減らすことによって対応するんですよね。
円高って、非常に格差を助長するんですよ。
そしてこれだけの長い円高デフレ不況で公務員の給与は税収の落ち込みほど下がりません、年金もデフレ下でも支給額は変わらないんですよね。
そういう層には円高=デフレは天国です。
そして社会保障の一体改革のために増税とか、政府は言いますね。
これだけの不況で現役世代は給与低下しているのに、得をしている公務員や引退世代のために増税しようと言うわけなんです。
滅茶苦茶でしょう?
円高は外貨に対して円が過少だから。
デフレはモノやサービスに対して円が過少だから起こるんです。
円高=デフレと言ってもいい。
こういう状況をいいと煽ってる奴らがいるんです。
マスコミです。
NHKはその最右翼ですね。
マスコミの話など、絶対信じてはいけません。
人気ブログランキングにポチっとお願いします。(右)