大須に残る戦前の建築 | yutaの散策ブログ

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 最近、日本の建築に詳しい方から大須の建物について色々と教えていただきました。話によると大須は戦前の建物が数多く残っているんだそうです。私は今まで大須は空襲でほとんどの建物が焼失してしまったと思っていましたが、その周辺は戦災を逃れた建物が多いそうです。
 今回はその方から教えていただいた建物を紹介していきます。






 
yutaの散策ブログ  三井住友銀行上前津支店
 
 場所:愛知県名古屋市中区大須3丁目46-24
 年代:昭和6年築
 指定:名古屋市都市景観重要建築物

 建物は重厚な造りになっており、名古屋を代表する近代建築としてしられている。また、あまり知られていませんが隣にあるつけ麺屋の建物は三井住友銀行よりも古いそうです。


yutaの散策ブログ  三井住友銀行よりも古い建物
 左側に建っているのが三井住友銀行。
 

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 この建物は元々は骨董屋だったそうで、主人が亡くなられてからは長い間空き家になっていたそうです。そして、最近になってつけ麺屋が入ったらしい。
 三井住友銀行よりも古いという話には正直驚いた。


yutaの散策ブログ  建物の2階部分







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 これも戦前の建物だそうです。
 外壁はモルタルで改修されているが、一階の窓は当時のままらしい。


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 一階部分の窓
 建てられた年代は窓ガラスの種類などで分かるそうです。


yutaの散策ブログ  一階部分の窓







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 この建物の裏には戦前築の蔵がある。
 正面から見ると普通の建物なので知っている人は少ないだろう・・・


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 この奥にあるのが蔵
 正面の建物は戦後に建てられたもの。


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 戦前築の蔵
 そして蔵の更に奥に建っているのは戦前築の住宅らしい。
 建物全体が見えないのと外観がトタンなどで改修されているので分かりにくい。
 隣のパチンコ店が解体された時に建物全体を撮影しておくべきだった・・・









 大須にはまだ20年前まで戦前の建築が数多く残っていたそうです。その方の話によると、招き猫が立ってる場所の角には戦前のレトロなビルがあったらしい。また、大須観音の前には横幅の薄い建物があったと話していました。
 大正時代築の4階建てでコンクリート打ち放しのかっこいいビルが今でも大須にあると教えてくれました。それらしいビルは見つかりませんでしたが、また時間がある時に別の場所を探してみたいと思います。