今年もあっとゆう間に10月となり、残すところあと3ケ月となってしまいました。

若い頃は、「早く歳をとって大人になりたいのに、時が経つスピードってなんて遅…」なんて思ったりしてましたが、今は当時と比べると段違いのスピードで時間が過ぎ去っていきます。

根っからののんびり屋でしたが、これからの人生、有意義な時間の使い方ができるように日々気を付けながら歩んでいこうと思ってる所存です。


ちょっとした決意表明をしたところで、ここからはボートレースの日記をつらつらと。


9月30日~10月4日までの5日間、多摩川ボートレース場では神奈川新聞社賞が開催されました。

期間中はあいにくの空模様でしたが、風は比較的穏やかで、とても過ごしやすい気温だったので、絶好の観戦日和だったと思います。



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この写真は3日目の12R前に撮った1枚。

直前までの雨から一転、晴れ間が覗いてきたと思ったら虹が見えました。



今節、記念クラスの選手が不在で混戦のシリーズになると思ってましたが、蓋を開けてみれば、エース機61号機を手にした長溝一生選手が予選をオール2連対で堂々のトップ通過を果たし、そのエンジンパワーをまざまざと見せつけた予選道中でした。

多摩川では8月にエンジンが変わり、今節が7節目となりますが、この61号機の2連対率は80%をゆうに超えていて今後も目が離せないお化けモーターとなりそうです。



その長溝選手がどっかり1号艇に座った優勝戦、断然の1番人気に推されましたが、スタート展示の進入で不穏な空気が…。


なんと6号艇で最後の優出切符を手にした堀本裕也選手が果敢な前付けからインを強奪。


その堀本選手、優勝戦インタでは「まわりがモタモタしてるようだったら動く。」と打倒長溝選手にひとり燃える、いや萌えるコメントをしてました。


結果はいかに…。



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優勝は下馬評を覆した堀本選手でした。

舟券は外しましたが、ウイニングランをする堀本選手に思わず拍手してましたw



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今回、優勝戦に出場した堀本選手、長溝選手以外の4選手には敢えて触れません。

それぞれが展開を突く意外には長溝選手には勝てないだろうと思ってるそんな中、深インでジカまくりを喰らう覚悟を持ってでも勝つために自らで展開を作り、優勝をもぎ取った堀本選手は最高に恰好良かった。

たとえまくられていたとしても正直この2選手のことしか書かなかったと思います。


先日、開催されていた児島GⅠ戦の準優では、2号艇の田村隆信選手がインに座る瓜生正義選手を差しきるのが難しいと見るや、3コースに出て掟破りの3カド戦で瓜生選手を撃破しました。


こうゆう選手はファンにとっても記憶に残るし、舟券を買うにしてもこの選手ならと気持ち良くお金を張れます。


今後、こういった勝ちたい気持ちだったり、姿勢が見える選手がもっと増えていってほしいと思うし、今回はそれこそがボートレースファンの拡大に繋がるんだと強く感じました。


ファンは選手の本気を見たいのです。





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猛暑の夏が過ぎ去り、秋の訪れを感じる今日この頃。

いつだって季節の変わり目はほんの少しの寂しさと共にやってきますが、自分にとっては季節ごとに心がリセットされるようで、そうゆう時期が物思いに耽るにはとても最適で貴重な時間だったりします。


7年後の2020年、東京でオリンピックが開催されることになりましたが、7年とゆう歳月はともすればあっとゆう間に経ってしまいそうで、その時の自分を想うと少々焦ったりしましたが、目標を立てたりとか慣れないことはせず、今まで通りマイペースに自分らしく生きていこうとゆう結論に達しました。

もうすぐ「不惑」と呼ばれる歳ですが、一生自問自答の日々を送る気がしてなりませんw



それでは本題へ。

9月21日~26日まで多摩川ボートレース場では「サンケイスポーツ賞」が開催されました。

今節は準優制ではなく、予選の得点率トップ6で優勝戦が行われました。




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今節、断然のシリーズリーダーだった重成一人選手。

顔小っちゃくてイケメンで選手としての実力もトッププロ。まさに非の打ちどころがありません。




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左から、上のワンショットでもご紹介した重成一人選手。

真ん中は85期銀河系軍団の田中健太郎選手。初優勝が懸かっており緊張の面持ち。

右は前沢丈史選手。前節丸亀でフライングを切ったばかりだとゆうのに予選ではスタートをビシバシ決めておりました。地元だし優勝したい気持ちがひしひしと伝わってきました。




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左から、予選道中は安定した走りで着をまとめた野長瀬正孝選手。ベテランの味を見せられるか!

真ん中が整備巧者の河村了選手。どこで走ってもエンジンやプロペラを仕上げるその腕は一級品!

右は深澤達徳選手。こちらも初優勝が懸かってます。枠は遠いですが展開を突くスピードは充分!



そして・・・



栄えある優勝は・・・




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はい、重成選手でした。

2カ月前にも多摩川で優勝しており、多摩川は2節連続のVです。

おめでとうございました!



11月から113期の新人選手達が各ボートレース場でデビューしますが、平和島でデビューが決まっている田代マイケル選手が今めちゃくちゃ気になってます。ベールを脱いだら詳細は追って書いていきたいと思ってますのでしばしお待ちを。





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つい先日まで丸亀で開催されていた「モーターボート記念」からの転戦組が25名と半数を占めたこの大会。残念ながら、ドリーム戦にも選出されていた絶対王者の松井繁選手が急遽欠場となってしまったが、前回の同大会タイトルホルダー篠崎元志選手を筆頭に、タレントも揃い、ハイレベルな熱戦が繰り広げられた。




ちょっとここで松井の話に戻るが、モーターボート記念ではスローの5コースから鮮やかにまくったりして派手な勝ち方もあったのだが、シリーズを通して、競り合いに負けて道中抜かれるといったシーンも多く見られ、かなりらしくないとゆうか精彩を欠いていたように見受けられた。


私的な感想になってしまうが、松井の展開を読んだ位置取りであったり、道中での競りの強さに関しては艇界でもひとつ抜けた存在だと思っている。ここ数年、時折見られる、らしくない松井の姿が、エンジンやプロペラなどの調整に失敗し、苦戦を強いられているだけならばいいのだが、もしかしたらどこか怪我をしてたり、持病を抱えているのではないだろうかと考えてしまう。


松井のような一線級のプロとしての誇りを持っている選手は、言い訳や弱音を絶対に吐かないと思うからこそ、余計心配になってしまうのである。


果たして、杞憂であればいいのだが…。




話がだいぶ横道に逸れてしまったが、今節を振り返ってみようと思う。






(予選)




初日に佐々木康幸、吉田拡郎の両選手がフライングに散り、波乱の幕開けとなった今シリーズ。


湯川浩司選手曰く「多摩川は日本一スタートが早い水面」と言っていたように、どの選手もスタートの難しさを口にしていた。逆に言えば、スタートが見えてる選手にとっては有利な状況であったといえる。




エンジンは初おろしからまだ4節目ではっきりとした機素性は見えておらず、モーター勝率も乗り手に左右される部分が大きいため参考にならない。ただ、そんな中でも初日からエンジン差は歴然としていたように思う。地元の齊藤仁選手や山田竜一選手は展示タイム通りに出ている印象を受け、逆に三嶌誠司選手や岡崎恭裕選手は初日から着は取れていたものの、道中の走りを見る限り余裕が無く、明らかに出ていなかった。




そんな中、予選を引っ張ったのは吉田弘文選手や馬場貴也選手などの伏兵陣だった。


逆にSG常連組は近況好調ムードだった篠崎元志選手や桐生順平選手がまさかの予選落ち。


また地元からは齊藤、濱野谷、石渡の三選手が準優に進出し、山田、長田、熊谷は敢え無く予選で姿を消した。


結局、予選トップ通過を果たしたのは、初日から予選ラストまでずっと得点率一位を突っ走った吉田。バランスの取れた仕上がりで出足は文句無く上位級。


続く二位は馬場でこちらは出足、回り足が良く、さらに伸びに関してもトップクラスで節一の仕上がり。


三位は石川真二選手。エンジン的には中堅上位程度だが、前述したようにスタート感が抜群で一着を量産した。


以上の3名が準優1枠トリオとなり、SG常連組や地元勢を迎え撃つ構図となった。






(準優)




10R、このレースは5号艇の深川真二選手の前付けが必至で進入予想が困難だった。


展示では深川が2コースを奪取。6号艇の三井所尊春は深川に付いていかず6コースから。2号艇の太田和美選手の動向が気になったが、深川を入れての3コースを選択した。


本番も展示と同様の進入で、インの石川と2コースの深川はやや深めの起こし位置となりレースがスタート。


石川がトップスタートを切るも深川が凹んでしまい、しっかり助走を取った太田が一気に伸びて1マークでツケマイを敢行。石川も何とか先マイし、1マークの出口では並走するも太田の引き波にややハマってしまい、バックでは太田が先頭に躍り出る。石川は順走するも内を走っていたため、大きく回りシロを取ったところに最内を差した三井所が突進気味に切り返しを狙い、石川はそれをかわせず接触し後退。1マークではスタートで後手を踏んだ深川が転覆しており、太田ー三井所ー湯川の順で確定した。


ただ、2マークでの三井所の突進が不良航法となってしまい賞典除外に。


これにより湯川が繰り上がり、優勝戦の切符を手にした。




11R、このレースも6号艇の市川哲也選手の前付けが焦点となった。


展示で動きを見せた市川に対し3号艇の濱野谷が抵抗。2号艇の井口はこれに付き合わず4コースのカドに舟を引いた。


そして本番、5号艇の山口達也選手がピット離れで遅れ、市川は労せずの5コースで折り合いをつけた。


レースはスリットで一人遅れてしまったインの馬場だったが、自慢の機力で猛然と伸び返し、1マークを何とか先マイするも、スタートで先制した2コースの井口が余裕を持っての差しハンドルで、3コースの濱野谷は馬場と井口の間をまくり差しの形で迫る。井口の差しが一瞬入ったように見えたが、馬場の引き波に乗っかってしまい若干艇が浮いてしまう。濱野谷のまくり差しも届きそうで、1マークの出口では3艇が並ぶ三つ巴の状況だったが、ここからの馬場の舟足が物凄かった。井口をかわし、まくり差しが入っていた濱野谷もピッチングでかわしてしまったのだ。


予選三日目のイン逃げもそうだったが、1マークを握って回った後にググッと前に出て行く舟足が強力で、一瞬差しが入ったように見えてもバックでは先頭に躍り出て、更にピッチングで伸びを活かし他艇を置き去りにしてしまう。


この二回のイン逃げは脳裏に焼き付く程、衝撃的であり、そのターンは華麗の一言に尽きるものだった。


二着争いは井口と濱野谷のマッチレースとなったが、井口に軍配が上がり、濱野谷は残念ながら地元での優出を決めることが出来なかった。




12R、ここは進入で動きを見せる選手もおらず、インの吉田にとっては比較的に楽なイン戦か。唯一の不安要素はピット離れで、予選でも展示を含め度々遅れるのを目にしている。「リズム感の問題」と本人も言っているように、ペラに問題があるわけではないようなので、あとはそこに集中するだけ。


本番は4号艇の石渡鉄兵選手がピット離れで遅れてしまい、枠を主張しようと回り込むも入れてもらえず大外へ。全艇オールスローとなりレースがスタート。


トップスタートを決めたインの吉田が悠々と先マイするも、2コースの齊藤が渾身の差しハンドルで肉薄。


だが、この差しは僅かに届かず吉田が一着でゴール。二着はそのまま齊藤が守り、何とか地元としての面目は保った。




(優勝戦)




1、吉田 弘文


2、馬場 貴也


3、太田 和美


4、井口 佳典


5、齊藤 仁


6、湯川 浩司




予選トップ通過→準優1号艇→優勝戦ポールポジションと優勝への道筋を歩んできた吉田。


機力的に優勝戦メンバーの中では、馬場や齊藤と比べるとやや見劣るものの、先に回りさえすれば逃げれる脚力はしっかり兼ね備えている。


相手筆頭はGⅠ初優勝が懸かっている馬場。エンジン的にも申し分無い仕上がりで、一仕事やってのける可能性は充分にある。


今回の馬場を見てると、かつてここ多摩川で開催されたSG総理大臣杯において、SG初出場初優勝とゆう快挙を成し遂げた笠原亮選手を思い出す。あの時の笠原も機力は節一の仕上がりで、優勝戦では馬場と同じ2号艇だった。


そして、センター枠にはSG常連の太田と井口が構え、齊藤と湯川にも1マークもつれるようなら展開を突くチャンスはある。


優勝戦インタでは、このメンバーで唯一進入で動きそうな湯川が、「ピット離れで出て行かない限りは6コースから」と宣言したことで、展示、本番と穏やかな進入となり、優勝戦の幕が切って落とされた。


スリットではスローの三艇が好スタートで、ダッシュ勢はやや遅れをとった。


インの吉田はトップスタートから1マーク、まくらせず差されずの完璧ともいえるターンで他艇を寄せ付けず、バックに入りすでに独走状態となり、まさに圧勝と呼ぶにふさわしいレース内容でそのまま優勝のゴール。二着には馬場が入り、三着は道中齊藤の攻めをかわし続けた井口が。


優勝した吉田は今回で二度目のGⅠ制覇。


一般戦では無類の強さを誇る選手だけに、この優勝をきっかけに記念戦線に定着し、今後の更なる活躍に期待したい。





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