あたしだけを見て…。 1 | ★妄想変態恋愛小説★

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遊びに来てくださった、そこの貴方様!!
どうぞ、ゆっくりとしていってくださいな~♪
コメント残してくれたりしたら、喜んじゃう~♪

「疲れたぁ!!ふぁ~ぁ。」



あたしが、そう言って欠伸をすると、隣に座ってる美菜子に



「ちょっと!女の子なんだから、そんな大きな口で欠伸しないの!!」



怒られた。



「いいじゃん。」



あたしは美菜子を、軽く睨み付けた。



「もう!そんなんだから、千鶴は彼氏が出来ないのよ?」



美菜子は呆れ顔。



「いいの、いいの。あたし彼氏作る気ないし。」



「また、そういうこと言うんだからぁ。」



「それより!早く、お昼行こう?時間なくなるよ。」



あたしが立ち上がると



「あ…、そうだね。行こうか!」



美菜子も立ち上がった。



2人で出ようとした時



「なぁ、俺らも一緒に行っていい?」



話しかけてきたのは、同僚の恭祐と龍一。



「いいよ。」



あたしは顔も見ずに返事をし歩き出す。



「ど…、どこ行こうかぁ?」



美菜子の顔が赤い。



それは…、恭祐のことが好きだから。



前に



「早く告ればいいじゃん。」



そう言ったんだけど



「振られた時、困るでしょ!」



と…、告白は、しないらしい。



多分、恭祐も美菜子のこと好きだと思うんだけどなぁ。



そんなこと思いながら



「定食にしようかぁ。」



なんて言ってみる。



「おっさんかよ!」



龍一に突っ込まれた。



「おっさんで結構よ。」



「ホラホラ、2人とも。美菜ちゃんは、それでいい?」



恭祐の問いかけに



「うん!いいよ!」



美菜子は笑顔で答えた。



「じゃぁ、定食にしようか。」



恭祐は、いつも美菜子中心。



「えぇ?俺、ラーメンがいい!」



龍一が、定食に行きたくないと言い始めた。



「じゃ、1人でラーメン行けば?」



あたしが、そう冷たく言うと



「美菜子ー。千鶴怖いんだけどぉ。」



美菜子に泣きついた。



「ごめん…。あたし千鶴と、一緒に食べたいから定食行くね?」



「美菜子まで!?」



「ほーら、龍一も行くぞ?」



恭祐は面倒見が、いい。



何だかんだで仲良しな4人です。



あたしたちは、会社の同期。



新人4人だったから、すぐに仲良くなれた。



仕事の愚痴や、色んなことを話しながら定食屋さんに入る。



あたしと美菜子が隣同士で、あたしの前に龍一。



美菜子の前には恭祐が座る。



これが、いつもの位置。



4人それぞれ注文をし、それがくるまで待つ。



「それにしてもよぉ。」



龍一が話し出す。



「千鶴、さっき欠伸してたろ?」



見られてたらしい。



「あ!龍一くん見てたぁ?もう千鶴ったら女の子なのにねぇ。」



美菜子が話に食いついた。



「ははっ、俺も見ちゃったよ。」



恭祐にも見られてたらしい。



「ほら!見られてるんだよ?」



美菜子に睨まれた。



「別に欠伸くらい、いいじゃん。」



「もう…。千鶴は好きな人いないわけ?」



「美菜子は、どうなわけ?」



ニヤリ言う、あたしに



「あ…、あたしの話はいいの!」



美菜子が慌てる。



「え?美菜ちゃん好きな人いるの?」



恭祐、興味津々だよ…。



「え…、えっとー…。」



「美菜子はモテるからなぁ。早くしないと、誰かのものになっちゃうかもよ?」



「ちょ!ちょっと!千鶴!!」



また美菜子が慌ててる。



「そうだよな…。」



恭祐がボソっと言った一言を、あたしは聞き逃さなかった。



「んで?千鶴は好きな奴いんの?」



龍一に聞かれた。



「は?そんなもん、いないよ。あたし誰とも付き合う気ないし。」



「そっか。」



「ねぇ、龍一なんて、どう?」



恭祐の一言に、あたしは食べてたものを



「ブフォッ…!!!!」



吹き出した。



「お前汚ねーよ!」



そして、龍一に怒られた。



「だって!恭祐が変なこと言うから!!」



吹き出したものを片付けながら言うと



「そんなに俺とは付き合えねーの?」



聞かれた。



「は?」



「俺は、お前と付き合ってやってもいいぜ?」



「龍一は、ないわぁ。」



そう言ったあたしに



『分かってないなぁ。』



美菜子と恭祐の声が揃った。



「何が?」



「別に~?」



美菜子は教えては、くれなかった。



仕事に戻った後、龍一が言ったことは考えられないくらい仕事が忙しくて、あっという間に定時になった。



いつもは、みんなで駅に行くんだけど



「あたし、まだかかりそうだから先帰っていいよ!」



「俺も、まだかかるわ!」



「ごめん千鶴ちゃん、俺も終わりそうにないんだ…。」



3人とも終わらないみたいなので、あたしは久しぶりに1人で帰宅することにした。



「じゃぁ先帰るね?」



『おつかれ!』



そう言われ、あたしは会社を出た。



つづく…。



こんばんは☆

皆様昨日は【彼は同居人!?】を読んでいただき、ありがとうございました!!

コメントまでくださって、とってもとっても嬉しかったです☆

さて、新作というか…。

これも前に書いてた作品を手直ししながら公開することにしました。

【あたしだけを見て…。】

えぇと…、薄桜鬼好きな方は分かると思いますが…。

千鶴ですね…。ww

決してパクってません!!ww

いや、マジでww

こん時、あたしは薄桜鬼にハマってないと言いますか、まだやってなかったと思います…。

かなり昔に書いたのもですので…。

なので、あたしが先輩よ!!←なんじゃそりゃww

でも、これさぁ、あたし6日間で書いたんだよねww

前に書いた【あなたを好きになってもいいですか?】は10日間。

【彼は同居人!?】は5日間というね…。

どんだけ書きまくってたんじゃww

今、あたしがノートに書いてるやつなんて、もう1ヶ月以上経ってんじゃないかしらww

なのに全然出来上がってないというねww

ちょい、頑張らねばっ!!

と、いうことで☆

今日から新連載【あたしだけを見て…。】よろしくお願いしまぁす♪

まきちん。