うららの心臓 2. | ちょっと大きな 天使たち

うららの心臓 2.

      あれから・・・

      うららは、 お気に入りのベッドの上で、青空を憂鬱そうに眺めてる。

      様子も心臓も変わりない。  


      心臓病について お薬について 生活について

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      少しづつ、知っていくと

      不思議に気持ちが、落ち着いてきた。

 

      毎日、安静時やお散歩後の「脈拍・呼吸数」を計り

      気になることは、記録する事にした。


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      あの時、何故?うららの脈拍が、200を越えたのか?

      どうして、心臓病と診断されたのか?

      うららの心臓のどの部位が どんな風に良くないのか?

      これから先 、うららの心臓にどんな変化が起こるのか?


      獣医師の「突然 死んでもおかしくない」と言う言葉とは裏腹に

      うららは、変わりない穏やかな毎日を送っている。

          うらら 日常の心拍数 

      起床後安静時  72  68   74   64   68 ・・・・・

      お昼の散歩後  88  104  120  128  108 ・・・・・

      昼食後安静時  72  68   68   64    72 ・・・・

      夕方の散歩後  88  108  112  116  112 ・・・・

      夕食後安静時  72  72   68   68    73 ・・・・


      チアノーゼや咳をすることも無く

      呼吸数も安定している。


      『本当に、うららは心臓病なんだろうか?』


      もしかしたら!!

      あの、高い診察台 数人で抱え上げられ乗せられる診察台

      そして、今にも足が落ちてしまいそうな狭さ

      この診察台に上がるたび うららの脈拍は上がり 

      ハアハアと苦しそうに呼吸する。


      グレートデンを家族に迎えている方なら

      理解してもらえるかもしれないが・・・

      うららは 

      温厚で穏やかな反面 とてもシャイでもある。

      特に動物病院などでは、ちゃんと場所をわきまえ

      してはいけない事 しなくてはいけない事を知っている。

      

      もしかしたら!!

      あの、高い診察台が・・・・

      うららの心臓を困らせ とてつもないストレスになっているのかもしれない。


      病院を変えてみよう。

      探してみよう。

      うららは、本当に心臓病なのか?

      規制ある日常生活は、すべて必要なのか?

      もし、心臓病ならば どれ位のステージにあるのか?


      そして・・・・

      見つけた。


      『nt-Pro BNP』検査

      これで、漠然とした心臓病から解放されるかもしれない。