にほんブログ村 海外生活ブログ ポーランド情報へ


去年の夏、ベルギーのブリュッセルから、ポーランドの小さな田舎町に引っ越した私達一家ですが、実は 完全な引っ越しではなく、旦那さんだけ まだベルギーに残って単身赴任をしていました。

ヨーロッパなので陸続きとは言え、ポーランドとベルギー間は1000km。車で10時間はかかります。ですので、旦那さんは月に1、2回 週末だけ(金曜日に早めに仕事を切り上げ、日曜日か月曜日に戻る) という生活をしていました。

単身赴任を選んだ理由は、ミレンカが去年の9月から小学校入学となり、でも旦那さんは仕事の契約で すぐにはポーランドに引っ越せないという2つが重なったため。

ベルギーで小学校生活をミレンカに始めさせ、慣れた頃に親の都合でポーランドの小学校に転校生として転入させるのは、ミレンカ本人の負担も大きいだろうし、出来ることなら、一番初めから 普通にポーランド人としてポーランドの小学校1年生の最初から始めさせてあげたいという事で、暫くの間、離れて暮らすという選択をしました。

離ればなれの期間は7ヵ月。
たかが7ヵ月、されど7ヵ月。

結婚後初めて、こんなに長く離ればなれ。しかも、私と娘達は日本ではなくポーランドでの母子家庭生活。

旦那さんの両親は歩いて行ける距離に住んでいるし、頼りにできるご近所さんもいるし、私達を気にかけてくれる友達もいる。

旦那さんとも、スカイプで顔を見て話せるし、いつでも電話もメールもできる。

だから大丈夫。何とか頑張ってみようと始めた ポーランド生活でした。

遂に、今日がその最終日。明日旦那さんが、帰ってきます!

嬉しい。嬉しい!嬉しい!! 嬉しい!!!

たかが7ヵ月、されど7ヵ月。弱音を吐くのは我慢していました。でも思い返せば、正直なところ、やっぱりさみしかったです。心細かったです。

いっぱい周りの人に助けてもらいました。素直に頼りました。みんな優しく親切にしてくれました。それでも、完全には言葉も文化も理解しきれていない国で小さな女の子2人と母子家庭をするのは、とても心細いことでした。

夜は全てのドアの鍵をしっかり確認するし(旦那さんがいる日は、結構平気)、夜中に外のどこかで大きな音がすれば 何だろうと ドキドキするし不安だし、

子供が ちょっと体調を崩したり、吐いたり、 義両親に頼る程ではない時など(大体そういう状況って夜中に起こりました。。)一人で対処しなくてはいけなかったり、軽いところでは平日に寝過ごして慌てたり(笑)、今日ご飯を作りたくなくても、体調が少し位悪くても、子供の食事やお風呂の世話は、私が一人でしなきゃいけなかったり。今までどれ程旦那さんに助けてもらって、甘えさせてもらってきたことか、思い知りました。

日本国内の単身赴任のご家庭でも、きっと 似た状況なのでしょうから、我慢我慢! と今日までやってきましたが、今日は最終日。

旦那さんが帰ってきたら、盛大にパーティーを! 出来ることならシャンパンででもお祝いしたい気分です。

日常生活の中に旦那さんがいてくれるという、当たり前だった事の有り難み、大切さが 身に染みて分かった 貴重な経験でした。もう十分なので、2度目は絶対嫌ですが。

早く明日になぁれ!