フェルメールの模写の「白黒絵画」で思い出したのですが、テンペラ画を描いたとき「最初にで着色」するという方法がありました。

14世紀の本に書かれた画法で、それに従ってテンペラ画を描いたときのものです。緑「Verde」からこの画法を「Verdaccio」と言います。



tempera4

最初は緑

tempera3

緑+色

tempera2

緑+色の繰り返し

tempera1

こんな感じ。


いきなりその物の色をおくまえに、または「色の上に影の濃い色をおく」のではなく、最初に濃い色(緑や黒)をおいてから、色をつけるのですね。

どう違うか、そのほうがいいのか?

それはわかりませんが、一つの方法として紹介しました。