特に前宣伝もしてなかったし、特にファンで情報をキャッチして来た人以外は、突然の生ライブにびっくり「ラッキー!」というところだと思います。
本日もまだまだ、ローマの町はデモであちこち渋滞になっていたり群衆で混雑していたり、だったうえにこのコンサート、スペイン広場は人だかりだったようです。
ラウラ・パウジーニといえば、イタリア人ですが最近はイタリア国外のほうが活躍しているのじゃないでしょうか。
歌はよく流れているけど、日本のテレビの歌番組の類などもないイタリアでは、彼女が歌うのをテレビで見るのもどこかのステージの中継くらい。それが、いきなり生なのですからファンは涙して喜んだようです。
それもスペイン広場の階段をステージとした特設会場。入場料なし。
彼女の歌は聞いていて切なくなります。歌唱力はすごくあるし、イタリア人だけでなく、世界中で支持されるのもわかるのですが、私のイメージ的には演歌を聞いている感じ.....(せつなくて)
個人的には嫌いじゃないのですが、どっぷりつかりたくない....
でも「彼女の歌を聞いてどんなに励まされるか。」という人、多いのです。
彼女の人間性が歌を通して表現されている、伝わってくる、強烈なもの......それがラウラ・パウジーニの魅力じゃないかなあ、と思えます。