某ブランド店で働く日本人から聞いた話。


接客したわけでもない日本人客が日本に帰ってからの「日本での価格のほうが安かった。 」というクレームがあったのだとか。電話なのかFaxなのかEメールなのか、詳しくは知らないけど。

なにも「日本より安いです。」と言って押し売りされたわけでもないでしょうに。


このところユーロ相場の変動も激しく、170円から一気に150円になったりしたから、例えイタリアブランドでも日本のほうが安いということもありうるでしょう。


また日本では売れ筋の目玉商品は儲けなしに安い値段をつけることもありうるでしょうし。(イタリアではバーゲンでもない限りまずそういうことはしないです。価格競争というものがないようなので。)


それにしても商品に欠陥があったわけでもないのに(例えあったとしても通信販売じゃなくてその場で納得して買っているのだから)「日本のほうが安かった」という理由でクレームしてくるとは、とても日本人だと思ってしまった。イタリア人は買ったあとに「他のに交換」に来ることはよくあるけど.......(プレゼントにもらったものを気に入らないから他のに交換とか、よくある話。それもどうだか、と思うのだけど。)


何かとクレームをつけたい、かといって、どうなるわけでもないとわかっていても、文句を言いたい

接客もしていない日本人の店員に「申し訳ございませんでした。」と言ってほしかったのか?


相手がイタリア人なら、そういうクレームをわざわざ日本からしてくるだろうか?


そんなにほしいものを少しでも安く買いたかったのだったら、イタリアに来る前に値段を調べておくべきでしょう、と思うのですが。


同じ国内でも(どこの国でも)同じ物が値段が場所によって違ったり、というのはある話だし、その金額に納得して買っているのだから(ぼったくりされて文句言えずに仕方なく払った場合は別として)、あとからクレームしてくるって.......どうだか、と。