今更ですが、「トスカーナの休日」を見ました。しかもテレビで放映していたのを。


きっとこれを見た人はイタリアに行きたくなるんだろうな、と思えるような、トスカーナの素晴らしい景色と、のどかな生活、暖かい人々、と思いきや、離婚した女性作家がトスカーナを旅行中、衝撃的に家を買ってしまったことから、生活が一転してしまう、という話でした。

ハプニングがあるわりには、お決まりのパターンが多くて、先が見えてる気がしましたが。


「アメリカ人のイタリア、イタリア人に対するイメージってこうなんだな。」というのが正直な感想です。こう、っていうのは映画を見た人にしかわかりませんが、けっこう笑えます。


でも、イタリア語もできない旅行中のアメリカ人女性が、イタリア人の付き添いもなく、家を買おうとして、詐欺にもぼったくりにもあわず、簡単に家が買えるということ事体が「映画の世界だからねー」と、つっこみを入れたくなりました。他にももろもろ...


でも、「都会の生活をしている人よりは、トスカーナのような所でのんびり暮らしている人たちが、自然の中で、自然の物を調理して、神に感謝し、人間らしい生活をしている」ということは、ある意味、事実で、それをよく現わしている映画だとも思いました。