コンドッティ通りのグッチのお店で泥棒2人組が逮捕された、と今日の各誌に載っていた。


捕まってみれば、この2人の女性、81歳79歳のおばあちゃん姉妹。きれいな身だしなみの一見上品そうなイタリア人。

二人は常習犯だったらしく、家宅捜査をされるとグッチ、プラダ、フェンディといったブランド商品のオンパレードが見つかり、それでも2人は「もらった物だ」と主張したとかしているとか。


私も今まであったり聞いたりした泥棒スリからして外国人というイメージが強かったのだけど、イタリア人のそれも高齢の女性がそんなことするんだ、と思ってしまった。


バールで働く知人とこの話をすると

「するよー、イタリア人の泥棒、多いよ。それも皆、お金持っている人たちだよ。コーヒー頼んで、ちょっと目を離すすきができると、お菓子なんか、しょっちゅう盗まれる。」

という。


バールのような、顔なじみになるような「いつも行くところ」でもスリをするなんて。

だからイタリア人は基本的に誰でも信用するということをせず、家族経営が多く、コネ社会から抜け切れないのかもしれない。.....と、いつもと同じところに結論が来てしまった。