働いているお店でラジオを流していて、暇なとき聞いているのだけど「ノーマルマン」というコーナーがあってけっこう笑える。(イタリア語読みでは normalman ; ノルマルマン)

ノーマルマンはスーパーマンに対して「普通の正義の味方」ってことなんだろう。
ノーマルマンは弱い。無力だ。普通の人の100分の1の力しかない。ノーマルマンに変身して、やっと普通の人並になる。

ある真夜中、人通りのない道で、ひとりの婦人が車のタイヤを交換していた。そこへ通りかかったノーマルマンに婦人が
ねえ、助けてください。私は今まで1度もタイヤの交換をしたことないんです。
ノーマルマン「いや、できません。急いでいるんです。遅刻しているのだから。」
婦人「そんなこと言わずに。お願いします。
ノーマルマン「残念ですけど、できないんです。では。
と、去ってしまう。ちょっと先まで行って、ノーマルマンに変身して(着替えて)、大急ぎで婦人の所まで戻ってきた。
どうしたんですか?タイヤ?私に任せて。
やっと人並みの人間になったノーマルマン、タイヤの交換をしてあげる。
婦人「どうもありがとう。あなたって、天使だわ。
ノーマルマン「いやいや。私は天使じゃなくて、スーパーヒーローです。
パッパカパーン(という音楽)「僕らのヒーロー、問題解決、ノルマルマ ーン」とアナウンス

毎回こういう小さなトラブルを解決しているノーマルマン。ノーマル、普通の人とはいえ、世の中がノーマルマンのような人ばかりだと、皆、助け合って、もっと幸せな(ましな)世の中になるんじゃないかな。