こんばんわキラキラ


今日は家族と佐賀方面にドライブしてきました。


Tonoも一緒にお出かけして暑かったけど、天気もよく気持ちよかったラブ


川遊びもしてきましたおんぷ


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お腹の張りは強かったけど痛みもなく出かけられてよかったですあひる





さて、今日は癌とお金について書こうと思います。



私は高校生のころから保険に入っていました。


とは言っても自分で入ったのではなく、母が一時期保険屋さんの仕事をしていたので、その関係で入ってくれていました。


学生の時は母が保険料を払ってくれていました。


社会人になってからは自分で払っていたのですが、保険料払うのもったいないな~くらい思っていました。



その時は15000円くらい毎月支払っていました。


どんな保険内容かも知らずにW


当時働いていた病院は、病気などで入院・手術になった場合、本人や家族は全部病院側が負担してくれる福利厚生がありました。


それもあり、毎月の保険料の負担が大きかった私は、保険の見直しをして保険料を下げました。

がん特約や手厚い医療保障など、正直内容はあまり重要視していませんでした。

病気するなんて一ミリも思ってなかったし、保険はあくまで保険って思ってました。


15000円から10000円くらいに下げました。


30歳で胃癌になり、初めのの入院・手術…


癌告知だけでも激しいカウンターパンチをくらったのに、息つく暇もないほどバタバタと決まった入院・手術。


保険の事は正直どんな内容かもよくわからないまま、保険屋のおばちゃんに書類を請求し、手続きしました。


保険内容を見てみると、幸いにもがん特約ついてました!


奇跡!!笑


いい加減な性格がバレてしまうと思いますが、そのくらい無頓着でした。


お恥ずかしい・・・


保険の見直しをして下げていたので、もらえる額は少なくなったものの、それでも十分な保険料の支払いがありました。


一時金、入院保障金、手術給付金合わせると数百万円ほどの保険料が入りました。


保険の見直しをした時は病気になる未来なんて考えていなかったし、それより毎月の保険料の支払いがもったいないという気持ちの方が強かったです。


高額医療の申請もしていたし、保険料が思いのほか入ったので余ったお金は今後にまわそうと呑気に考えていました。


余ったお金・・・



あんなにたくさんあったはずなのに・・・


どこいったんでしょうか(笑)


退院してから入院中にお見舞いに来てくれた人達に快気祝いを買いましたが、結構な額になりました。


それから毎月の通院代。


そのほかにも、ウィッグ代、仕事を休んでいる間の生活費、気分がすぐれなくて使ったタクシー代、健康食品、保険適用外の癌治療費・・・


雑費も多く、入った保険料はみるみる無くなっていきました。


病院に行き、昔は請求が2~3千円でも高っ~!って思ってたけど、癌になり病院に頻繁にかかると、1万円を越えることはざらで、当たり前になっていきました。

独り身で仕事をしていた私が受けれる保証は、せいぜい高額医療費の申請くらいでした。

傷病手当は当時、クリニック勤務で医師国保というものだったので、入院期間内の数千円しか支給されませんでした。


高額医療で限度額があるにしても、癌関係で一月5万以上はかかっていました。 


それが毎月です。
しかも何年も。

仕事を辞めてからは、国民健康保険料の減免・国民年金の免除・高額医療の限度額もさがり、負担も減りましたが、それでも収入は無くなるわけですから、一人で生活できなくなりました。


仕事をしていれば収入はあるけど、その分受けれる保障は減るし、体調で働けない日も出てくる・・・


仕事内容によっては続けられない仕事もあると思います。


貯えが十分にあるならいいですが、色んな治療をしたいと思えば、目玉が飛び出るくらいお金がかかります。


私も免疫治療をしましたが、目玉飛び出ました(笑)


それほど癌はお金がかかります。


今までいくらかかったのか想像しただけでぶっ倒れそうです。


今は外来での抗がん剤が主流で、入院期間も短くなってきています。

私の保険は通院保障はついていないので、入院しないと保険料は発生しません。


だから到底保険料で賄えません。


市役所などに相談に行って、国民健康保険の減免申請や国民年金の免除申請、失業保険の申請などをしました。


収入がなくなった今、少しでも支払いを減らさないと正直苦しいです。


でも病気になったからって自動的に色々免除してもらえるわけではないし、親切に教えてくれるわけでもないので、自分で動かなければなりません。


こっちも必死ですw


保険に入ってなかったらと想像するとぞっとします。


だから友達には保険の大切さを力説しちゃいます。←保険屋に転職したいぐらいw


保険にまったく無頓着で関心もなかった私ですが、病気になってほんとに保険のありがたみを知りました。


仕事していたときは浪費家な部分もあり、自分の稼いだお金を自由に使い、買いたいものも躊躇せずにバンバン買っていました。


今じゃジュース買うにも躊躇するようになりました。


今は実家で生活していますが、生きてるだけでもお金はかかります。


病気になればもっとかかります。


当たり前に生きれないのです。


病気にならなければ使わなくてよかったお金はほんと莫大な金額です。


病気しないにこしたことはないけど、不幸は誰にでもいきなりやってきます。


だから備えはやっぱり必要です。

思っているより莫大なお金がかかります。


私は身をもってそう痛感しました。

32歳。独り身で仕事をして、稼いだお金を自分の為に使う。

仕事してるし、お金は当たり前にあるくらい思ってました。

それが当たり前で、それが続くと思ってました。

堅実なタイプでもなかったので将来の為に、何かあった時の為にとお金を貯める人間でもありませんでした。


何が言いたいのかわからなくなってきましたが、病気になればお金はかかります。

病気だけでも辛いし苦しいです。

お金の悩みまで考えなきゃいけないとなると完全K.O状態です(笑)

だから、保険はあくまで保険なのかもしれないけど、是非見直ししてみてください!

大切な人にも教えてあげて欲しい。


保険と定期健康診断!

↑癌患者が大切な人に伝える2大キーワードだと思いますw


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